コミティア98

  • 10:45、最後尾に到着。今日は西なので、例によって駐車場の待機列。運が悪ければ小雨、という予報だったけれど、風が少々あるくらいで問題ない天候。さい先よし。
  • 《猫街》が10周年ということで、くじ引き式でのバッヂプレゼント有。「チュニク」から知ったので、5-6年くらいかと思ってたら、もうそんなに。
  • マシュマロやキャンディの袋詰めをいくつかのサークルでオマケにもらった。バレンタインデー以外で、こんなにオマケがついたことがなかったので、んーー?と頭をひねって、あぁかぼちゃお化けの……と腑に落ちる。いつもは11月中旬の開催だったので、時期がずれてたか。
  • 希少なプロレスイラスト系サークル《広く。》で、いざ「好きな選手は?」と聞かれ、案外と出てこずあたふた。男色ディーノ以外のフェイバリットレスラーを整理しておいたほうがいいなと(故人では橋本だけど、現役選手で)。
  • 《ボストーク通信社》で、リュウで連載していた「靴ずれ戦線」の1巻が12月に発売と。「靴ずれ」の前に連載していた1ページイラストコラムも後ろのほうに載っけてくれないかしら。
  • 「高速ぷるん」はもう、個人的に受け付けない。フラットに評価できない。物語本編はともかく、それと直接に関係ない解説が言い訳にしか見えない。
  • 「今日はお友達の○○サークルさんと隣同士のスペースで合同出展です。わくわく!」というペーパーをもらった後、その隣を見ると、大量のチラシを入れたビニール袋が置かれたままの机が目に入った。
  • 《夜目新聞社》で1年振りの新刊。難産だったよう。お仕事に支障の出ない範囲でといっても、そのお仕事がいろいろアレだと大変だ……。
  • 《月刊製作委員会(仮)》で4-5年振りくらいに有料の頒布物。ジーウォーク系のお仕事を継続とのこと。アンソロで追おう。
  • 楽園掲載作に注目していた、今回ティア初?参加の《平方イコルスン》の「無理」。3.11のショックをどうフィクションで表現できるか。その一つの方法として、物語の中で、3.11がまだきていない世界の主人公が、3.11がきた後の主人公と向き合う。3.11前の主人公は、3.11後の主人公の変化が分からない。それは3.11が来るなんて想像もできないから。「絶/対/死なん」というラストのセリフを、タイトルが引き継いでいるんだとしたら。3.11後も「絶/対/死なん」と力強く言える、もう一人の主人公が存在できるかもなんて、軽々しく言えない。
    • 一緒に配布されてた「全家畜」という小冊子の手書き文字に愛嬌があって読みやすかった。
  • 《ステーキハウスまで何マイル》の新刊は分厚いRAKUGAKI集。派手看は、ストーリー抜きで絵だけピックすると、意外にハーレム系メディアミックスモノの作画担当もなんなく務まりそうなくらいキャッチーな絵なんだと気づく。
  • 《henazin★》で頒布してた「11ぴきのねこ」(馬場のぼる)のオマージュ本「ねこ11ぴき」がえらい可愛かった。
  • 《INTERMISSIN》に、ティアマガのP&Rで紹介されてた「善い漢の肛門性交・講座」を求めにいったら、先客の女性がとてもうれしそうに「こういうの好きなんで!」と売り子のむくつけき男性2人ときゃっきゃ触れ合っていたので自分も臆することなく手に入れることができた。やっぱりウンコの前処理・後処理はちゃんとしましょうというレクチャーがあって、前にソレ系の友人から電車の中で聞いた、腸内洗浄の大切さと通じるところがあり腑に落ちた。
  • 待ってたよ!の続巻が頒布されてた主なサークルは、《累積クレイター》の「極東大横断フラワーロード」中編、《花好月圓》の「野苺堤の戦 狙撃手」後編、《傍流のせせらぎ》の「Spindle 20」最終巻。傍流ではなぜか無料でいだたけてしまった。あとがきを読むと、次回作がいつになるかよく分からないところがあるみたい。
  • 出張編集部。今週火曜創刊のセブンイレブン専売・月刊ヒーローズの見本を読んだ印象は……コミックゼノンが多少こなれた感じ? あるいは、ヒーロークロスラインからシェアワールド要素を抜いてトーンを多めに載せたような。早晩、萌え系統の作品が増えてきそうに予想。2号から連載開始予定の「MOMO」という作品は気になった。
  • 2ホール開催が定着して4万円前後で推移していたところ、今回の購入総額は2万6,550円。体力的にはそんなに問題ない日だったので、入手見送りの踏ん切りに躊躇が少なくなったせいかもしれない。あと、イラスト系ほぼ全切りしたしなぁ。一方で、初めてスペースの前で足を止めてみたサークルや、ずっと寄ってるのに「新刊、お願いします」くらいしか声をかけたことがなかったサークルで、ずいぶんと会話がはずんだ気がする。
  • 新規に買ってみて良かったサークルは《ハミングバードハミング》《ina7》《Lgcs》《留守Key》《sotincat》《宇宙動物園》《恐竜ランド》《nabarasi》あたり。ロシア音楽家の伝記マンガ+代表曲解説のオフセットを出してた《留守Key》で、N.カプースチンをお願いしたら検討してみますと言ってもらえたので期待。