コミティア98 ―― 新規に購入した主なサークルから。
- 《平方イコルスン》
- オフセット「無理」
- 自分の部屋にかくまわれるようにして暮らす、無気力人間と化してしまった未来の自分。何が起きたというのか。「おそらく/人死が出るくらい/たいへんな」「規模は/わからんけれど」――。
- 2011年に読んだ同人のMVP。楽園掲載作に注目していた、今回がティア初?参加となる《平方イコルスン》。3.11のショックをどうフィクションで表現できるか。その一つの方法として、物語の中で、3.11がまだきていない世界の主人公が、3.11がきた後の主人公と向き合う(直接的示唆はないが、そのようにしか読めない)。3.11前の主人公は、3.11後の主人公の変化が分からない。それは3.11が来るなんて想像もできないため。「絶/対/死なん」というラストのセリフを、タイトルが引き継いでいるんだとしたら。3.11後も「絶/対/死なん」と力強く言える、もう一人の主人公が存在できるかもなんて、軽々しく言えない。
- 無料コピー誌「全家畜 八度目」
- 無料コピー誌「全家畜 七度目」
- 無料コピー誌「全家畜 六度目」
- 無料コピー誌「全家畜 五度目」
- 手書き文字に非常に愛嬌があってかつ読みやすい無料配布変形小冊子。こういう同人のやり方もあったか!と、なんだか自分も作ってみたいと思わせる。
- オフセット「無理」
- 大野冷 《日本代表》
- コピー誌「The Dead Flag Blues」
- フジモトカズヤ 《藤本和也》
- コピー誌「日本の夏、天狗の夏。 下校物語」
- コピー誌「三本足の怪獣 完全版」
- 石垣裕太郎 《恐竜ランド》
- プリンタ本・合同誌「ゴールデンタイム」
- 園長 《宇宙動物園》
- プリンタ本「痛い! カブトムシに刺された! ああ。それはカブトムシではない、毒虫だ そうかどうりで角は鋭く尖っていた おい、そんなことよりあそこに変な花が咲いているぞ」
- 近藤笑真/左藤真通/斎藤ゆうすけ 《sotincat ソチンキャット》
- オフセット・合同誌「手の平に乗る物語 ショートストーリー漫画集」
- 住口水 《山水山黒》
- ポストカード×2
- のぶ/あお《留守key》
- オレンジ君 《電市》
- コピー誌「ネコバコ」
- 宮元春一 《コーラの泉》
- オフセット「私立都市伝説女学園」
- くまがみらいが 《INTERMISSION》
- ina 《INA7》
- 妹尾アツシ 《九匹燕 ナインスワローズ》
- オフセット「ハミングバードハミング」
- モチ 《ナランジャ》
- オフセット「潮風アンタレス」
- 留守がちだった父の葬式で涙を流さなかった少年。そんな少年の内面が分からず、距離を取るようになった母親。お互いに憂鬱を抱えたある日、ベランダに落ちてきた一匹のタコとの奇妙な生活がはじまって――。
- 自分もこんなふうに、後で時が満ちてどうしようもなくなるタイプなんだと思う、と共感できた。
- オフセット「潮風アンタレス」
- ゲニコ 《ZORの女王》
- コピー誌「ああああああ」