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  • 保坂展人トークライブ 世田谷発、日本再生への道 〜脱原発、再開発問題、文化発信…区政の今を語り尽くす!!〜 at 下北沢シェルター
    • 保坂世田谷区長をメインに、おしどりマコ&ケン、小熊英二グリーンピースジャパンの佐藤潤一がゲスト。
    • お笑い芸人のおしどりマコ&ケンは、東電記者会見へ出席・質問しつづけたのをきっかけに、最近は文春で北海道に避難した子どもに甲状腺がんの兆しが発見された件を書いていたコンビ。原発問題に踏み込むようになってから、ゲスト出演の企画が流れた番組がいきなり打ち切りになったり、マネージャーから「原発問題を今後も続けるようならマネージャー業に力を入れられない」と通告されたり、まー露骨な圧力を実際にかけられているという。山本太郎でよく分かったつもりだったけれど、また別の角度から聞くと同じような話でも驚く。
    • 小熊が、下北沢の再開発問題をしつこく、非常にしつこく、保坂に現地を取ろうとしていた2部がなかなか面白かった。世田谷の電力改革についてはよく知るようになった一方で、現在高架になっている私鉄を地下化して空いた土地に高層ビルと道路を作るという再開発問題については、まぁ言えばローカルな話題ということであまり関心を寄せていなかったところ、小熊の話を聞く限りでは、費用対効果にかなり疑問符がつき、また開通させる道路も前後の環状線とつながる保証がないらしい、ムダ事業のもっともたるものの様子。で、その再開発の見直しを掲げて昨年区長に当選した保坂が、一方で来年度に関連予算を引き継いでいるものだから、言行不一致をねちねちと突っ込まれる。それに対する区としての具体的取り組みは、区民との話し合いの場を持つ、というくらい。客席にいた、木下泰之という区議からよく通る威圧的な大声で随時、突っ込まれるため、さらに苦しい展開。大阪のハシシタのように、問答無用ですき放題やるのは論外だけれど、仮に、次の2013年度も再開発推進の予算をつけざるをえないようじゃ、保坂区長、世田谷区民からの支持率には影響しそう。