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- FREEDOMS at 後楽園ホール(http://freedoms.ne07.jp/)
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- KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP 初代王者決定戦 佐々木貴vs高岩竜一
- セミの余韻が大量に漂っている状態で試合開始。二人がオーソドックスとも取れる試合を繰り広げるため、余韻がじゃまして試合に集中しきれず。それでも、中盤からは盛り上がってくる。
- 試合は、佐々木がシャープシューターでギブアップを取る。そのシャープシューター、最近、レッスルマニア29のCENAvsROCKでROCKが出した同ワザを見ていたので、おぉROCK様という感想が出てきたのだけど、よく考えたらGENTAROの決めワザでもあった。そこに考えがいたる前に、試合前に手紙が読み上げられた本人が登場。昨年、脳梗塞で倒れてから、表舞台には出てこなかった本人、自らの足でリング手前までたどり着き、補助を借りて、マット上に。ホールに響き渡る音量で泣いていた。佐々木の優勝の余韻も消し飛ぶほどに泣いていた。尋常じゃなく、自分で制御できていないというくらいに。鈴木健氏のブログ(http://www.myspace.com/welcomepolysics/blog/546879946)によると「言語障害が残っていることを明かした」ということで……それでもファンの前に姿を見せてくれたことはうれしいと思える。自分はシャープシューターの意味にすぐに思い足らなかったくらいのファンではあるけれど、それでもうれしいサプライズだった。
- 葛西純&竹田誠志&吹本賢児vs大仁田厚&矢口壹琅&保坂秀樹
- この日、事実上のメインであるセミ、新旧デスマッチ初対決。最初に“DEVIL”(COCOBAT版)が鳴り響き、満場の葛西コールで葛西ら3人が先にリングへ。リングサイド最前列での葛西コール、漏らすかと思うほど気持ちいい。ホームの葛西らが何で先に入場?と不思議だったが、大仁田組を先に入場させると、葛西コールの最中に襲い掛かられ、コールを最後まで出来なかったろう。大量のブーイングを受けながら後入場の大仁田、案の定、葛西の名乗りの最中を襲撃。
- 試合は終盤近くまで、タッチ一切なし、マットとリング外での混戦。パイプイス席に座ってられないくらい(しょっちゅう場外戦がやってくるため)。有刺鉄線ボードは2枚あったものの、実質的にはハードコアマッチ(試合中は蛍光灯も画鋲もカミソリもデスマッチ系ITEMは無し)。MASADAとのシングルのようなキチガイ試合は望むべくもないと分かっていたものの、葛西と大仁田のマット上での直接の絡みは全体の1/10くらいしかなく、新旧対決としては消化不良。でも、盛り上がったのは死ぬほど盛り上がった。試合後、マイクしようとする大仁田へ会場からで全力の「帰れ」コール。マイクさせてもらえない大仁田が「ちょっと待て!」を連発するも「帰れ」が途切れず。あの大仁田でも戸惑いを見せるのかと、ちょっと驚いた。
- あと、噂にだけ聞いていた大仁田信者。眼にした範囲だけで、試合中にリングサイドに勝手に張り付いたり、試合後に「葛西、一人じゃ何もできないくせに……」とぶちぶち言っている女性ファンなんかがいて、まぁ正直ウザく、噂は本当だったんだなぁと(そのファンはメインの序盤最中に退出)。デスマッチの試合で行儀よく観戦、というのも何か腑に落ちないし、有る程度は好きにすればいいと思うのだけれど、大仁田しか目に入らずに他の選手にリスペクトがなさ気な点なんかは、うーんと思う。
- グレート小鹿&TAJIRI&藤田ミノル&がばいじいちゃんvsバラモンシュウ&バラモンケイ&カラテバラモン&キャプテン・アブノーマル
- 小鹿のプロレスデビュー50周年記念試合。おじいちゃんコスプレのがばいじいちゃん、中の人がジャクソン・フロリダと同一人物なのかどうかが気になった。杖でカカカ攻撃を出さなかったので多分違う。TAJIRIは序盤にカラテと顔面無しフルコンタクトをやったくらいで省力試合。
- マンモス佐々木&神威vs松田慶三&ジ・ウインガー
- HIROKI&SUSUMUvsめんそ〜れ親父&エイサー8
- 試合後、SUSUMUが入団発表。
- 杉浦透vs本田アユム
- KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP 初代王者決定戦 佐々木貴vs高岩竜一
- ナショナルジオグラフィック 5月号