785日目。人生は続く。

先月、賃貸している物件のオーナーが変わったんですよ。



半年に1回くらい、オーナーの弟っぽい群馬に住んでいるという年配の男の人がやってきて、雑草を刈ったり柿の木の枝を落としたいったり、自分が玄関の横に長く放っておいた雑誌の束をいっしょにもっていって処分してくれたり、直接の繋がりとしてはその程度のオーナーですけど、物件名についてたオーナーの名前も取れちゃうのかなあとちょっとさびしく思ったり。


で、それはおいて当面、重要になりそうだったのが家賃の振込みで、今までは近所の不動産管理会社に毎月、現金を直でもっていって収めてたのが、今度の管理会社は銀座にあるってことで、そこまで持っていくこともさすがに出来ないんでどうしようかしらと思っていたら、銀行口座の振込み指定をしてきたんですよね。



でも、それがすごいマイナーな銀行で、そんなところの口座作ってないよ、振り込み手数料どうしてくれんの?と電凸したら、なんか拍子抜けするくらいあっさり「……じゃあ、手数料引いた額を振り込んでもらっていいですから」って、えーもっとゴネてみたかったのにでも得した感じ、あ、あと、水道代は隔月で前の管理会社から請求きてたんですけどその支払いは、「えぇとそれについてはまだ具体的に決まってないのでとりあえず今月先月の水道代は今はいいです」、マジで、なんか不安になるくらい適当じゃないすか、学生時代に半年大家が行方不明になって引越しする間際に代理人だって男の人が敷金差し引いた半年分まとめて請求にきた時くらい適当だなとか。






そんなこんなでG.W.1日目、ひゃほー休みだぜ、遊ぶぜ、とりあえずシャワー浴びて――って、風呂の窓の外に人影が、うん? 何、え? お休みのところすいません大事な用事なんですけどって、今マッパになったばっかりなんですけど後じゃダメなの、いえ急ぎでしてとりあえず書面だけ渡して起きたいんで、……しょうがないなじゃ、窓から紙、渡してもらえますか何々、合意解約書、……退去料として総額金、……明け渡し後の現状回復、…………そういうわけでココ取り壊すことになりましたので後ほど詳しい条件詰めさせてくださいそれじゃ。




家賃8ヶ月分か……もう一声。