コミティア108

今日の成果。

  • 小雨。なのに東駐車場に待機列。ありえない。激おこですよ!
  • 30周年クロニクルは、あっ……と思って直売所に向かったところ、すでに売り切れ。本当の弁当箱サイズなので、これ以上荷物を増やさないで済んだと納得させることしきり。amazonあたりで税付きで買うか。
  • 朝飯抜きで歩き続け倒れそうになった2時頃、富士焼きそばの列に並んでたところ、ヤマシタトモコ参加の合同誌の情報を聞きつけ、《ホルスタイン》に直行。1つのお題をネーム担当と作画担当で分担、読切にする企画。どこかの別名のサークルで、同じ企画の合同誌を買った記憶がある。その企画の第何弾目とか? アフタで連載してたお笑いコンビマンガが好きだった鹿島麻耶の作画で2本も収録されていたのは収穫。
  • 他の良かった合同誌は、100人くらいの作家が1ページずつ寄稿した「煩悩」。THE 合同誌という感じ。
  • 企画コーナーはほとんど楽しむ暇なし。3ホール開催じゃ無理。でも、オッドマン部のクジは引きたかった。
  • 《すこやかペンギン》で累計50冊記念本。ちょうど後半の一歩手前、25冊目の「Ampersand」あたりからはっきりした記憶がある。台帳を検索してみると、よく購入してるサークルのまとめに24冊目の「手のひらにリミット」(霜風るみ名義)があるので(http://d.hatena.ne.jp/bullet/20080119#p2)、それより前から買ってたらしい。初期シリーズの「eyesore」はもう手に入らないのかな。
  • 《スタジオUMS》が《アトリエ夏休み》に改名とのこと。覚えかけてきたところだったので、定着しきる前でよかった?
  • 《未開の西方》で、量子型問答+バレーボール女子青春マンガ「コインは猫を殺す」の下巻を、上巻についてた引換券と交換。コイントスの裏表を現実に反映させることができる先生に、両方が表のコインを(そうと分からせずに)トスさせれば、現実をコントロールできる……? 少女の悪巧みに(穴もありそうだけど中々うまいこと考えるなぁ)と頷きかけた自分を足元からひっくり返すラスト11ページがココロに沁み入る。一方で先生が髪を切った心境の変化とかは、もう少し描写が欲しかったような(もしくはバレーボールエピソードを削ってもよかったかも)。
  • 《パコキリン》で「ホクサイと飯」の単行本未収録分をオフセット化。昨年の私的単行本ベスト5の一つに入れていた作品なので、うれしいオフセ化。この単行本を読まなかったら、この春、二度も筍を灰汁抜きするところから手をかけて筍ご飯を作ろうとはしなかった。料理に手間隙かける楽しさを不精な人間にもウチから沸き立たせてくれるマンガ。他誌で連載再開予定があるようなので、それも楽しみ。
  • 《クロ僕屋》でブランニュータウンシリーズ最新作の電書(フルカラー)版付き新刊をget。いい加減、タブレットPCを買うべきかも。ファーウェイのMediaPad X1の日本版を待ってるが、一向にリリースの気配なし……。しかし、ここは前からペーパーの質と量がすごかったが、サークルの中でもさらに群を抜くようになってきた。前にも一度、ペーパーまとめ本を出してたけど、今は生存・近況報告の域を超えて、僕の考えた未来の進化型マンガ家とか、そういった企画ページが目白押し。分かる人向けに説明すると、7〜8年前くらいまでの阿ロ伝の読者コーナーくらいすごい。
  • 完成途中のマンガに毎回、1〜2ページずつ新規ページを付けたした新刊を提供してくれる《友情出演》。今回で3、4回目くらいの購入。完成するまで買いつづける。
  • 《にこらてすら》の合同誌。スーパー軍司という人のマンガが相変わらず強烈。しかも参加者の中で一番早く描き上げるんだそうで、いつもこんなこと考えているということか。
  • 《熊の有頂天》で「青春生き残りゲーム」既刊まとめオフセ化予告。このサークルの原点(だと思っている)なので、多くの参加者に手に取ってほしい。
  • 今回の大沖は《リモコン大陸》。
  • 100回目以来?の参加の《lowlife》。新刊のテーマはこたつふとん。
  • イラスト系はばっさり切ってしまった。《永久トード》《体育教師と防弾チョッキ》《IWAKI》はちゃんと行っておきたかったかもしれない。
  • ティア青田買いのコミックリュウ界隈。先月号の別冊登龍門に読切が載ったサークル2ヶ所で新刊を。読者&識者の投票結果で連載+単行本化権を獲得できる新人賞のため、最近よく通っているほうのサークルを押したいところだが、読切単体の面白さでいうと、実はもう一方のごぶさただったほうのサークルが面白かった。悩むところ。あと、本誌の先々々月号あたりに読切が載ったサークルの恨み節ペーパーとか。
  • 大石竜子の《リンゴホッペター》で、インガノックイラスト集やforestイラスト集を出していた。ティアにも来るのなら、先週のコミック1、わざわざ初めて足を運ぶ必要はなかったのかもしれない……。あとコミ1で買ったのは《cota》のロボ娘総集編くらい。ポストコミケ的な大型即売会という認識でいたのだけど、開始1時間くらいの時点で本日店じまい感が会場のそこここに漂い、思ってたよりお祭り感に薄かった。聞く限り、新刊落ちました、本日欠席します率も存外高いイベントみたい(GWはティアとコミックシティという双璧イベントが根付いていることもあって)。やっぱりティアですな、自分は……。
  • 実は今日のティア、ずっと止まらない水鼻と格闘していたため、体調的にはかなりアンダーな参加になった。GWまで花粉症を引きずるなんて、過去初めて。しまいは偏頭痛に発展し、終盤はヤケクソ半分で廻っていた。で、帰宅してロキソニン1錠飲んだら2分で全て完治。困った時のロキソ頼り。
  • 購入総額は3万2,700円。ぼちぼち。
  • 良かった新規どころは《ししゃも帝国》《オレンジ工房》《anzutann》《しばけー》《肋屋》《Kikuo Sound Works》《流体世界》《マタタビMIX》《社会の底辺会》《ビコロール》《粉骨堂》など。
    • 《Kikuo Sound Works》の「僕はお姉さんがほしい」がエロ良かった。意地の悪そうな先生に呼び出された校内の応接室に待ち構えていたドラマも胸の内をさわやかにさせてくれた。作者は同人系ミュージシャンのほうでかなり名の知れた人のよう。《メープル兄弟》のともかおいく、もそうだけど、ミュージシャン兼良いマンガを描く人というケースがたまにある。
    • あと《粉骨堂》の男組オマージュな不良jkマンガの続きが大変気になる。
  • 帰宅途中、金物屋で入手した“水やり当番”をプランターにセットして、土の上にアルミホイルも敷いて、《辺境紳士社交場》の新刊ゲームブックはリアバッグに入れて、明日からのツーリングの用意は万全。寝るー。