コミティア117
- りんかい線で国際展示場駅に10時15分頃到着。土曜まではほぼ毎日、どこかの時間帯でゲリラ豪雨に襲われていた都内。が、今日は晴れ。明日は台風で一日ずっと雨らしく、谷間の晴れ。本来なら喜んでいいはず。けれど、ここま陽射しがきついと……。東5、6ホールの外につくられた待機列で、30分ほどじりじりと焼かれた。しかも、自分が待機した場所がちょうど、エンジンがかかったままのゴミ収集車の真横で、熱・排ガス・音・臭いの四重苦。日曜にゴミ収集って……。
- 《まじかなSummerLight》で無料頒布のカラーイラストカード。最近通い始めたという講座でCG塗りをスキルアップされたみたい。話しながら、幾つになっても学ぶ姿勢に感心。
- 《江古田color》は今回より、さいとー素吉、という方と《月と桃缶》という二人サークルで参加。
- 次回からサークル名を変更予定と告知があったのは《ひとりレギオン》。レギオンのワードは残すとのこと。今のサークル名になる前、8、9年ほど前には《あに・まぁみん》とか《水の中にも都》でも活動されてた。
- 今回の新刊「ゼロ・セカンド」4巻の音声をブログで無料公開中(http://ribido.sblo.jp/)。
- 昼過ぎ頃にいったら、東京ティア初売りの新刊が完売してた《魚械類》。東京の参加は多分、4年ぶりくらい。次は来年2月の参加を予定と。
- 《魔術コマ劇場》でかもめ〜るを2枚もらう。抽選は9/5。それまでに使ってみるか。
- 陽気婢の《温泉忍者R》でエロ新刊。自分の最初期のエロへの扉の何枚かは、二十数年前、この人によって開かれた。「マジック・マッシュルーム」だったかな? 当時と絵柄の印象が大きく変わらないのが(非常に良い意味で)すごい。
- 《いらら(まんがタイムいらら)》で「ニコチューウィッチー」の5巻。《あらむぎ》としてはもう参加しないのかな。
- 小雨大豆が《ななしのや》で参加。オネショタ本。メインストリームを走れる力があるのに、自分のやりたいことをやりたいようにやろうとしている、そんな度胸を感じる作家の一人。
- 久々参加の《Dogdays》(正確には前回リストにはあったけどお休み)。ちょっと絵柄変わった? ペン入れのタッチが変わったのかな。ティアをお休み中は商業チャレンジされてたみたい。
- びっくりしたのは《キセガワ上流》の商業進出。スピリッツの週刊か月刊のどっちかで「五月雨のカミカゼ(仮題)」連載(!)、コミックリュウで連載含みの読切「少女シグナレス」掲載と。ティアに出始めてまだ2、3回で、このスピード。サードで「亜人(デミ)ちゃん」がヒット中のペトスが《もりそばガッツ》で8コママンガの「8バーリ・トゥード」を1回頒布し、ヤンマガで読切数回、「亜人」開始→あれよとヒットの流れを彷彿させる。どちらも可愛くてキャッチーな絵柄が武器。《キセガワ》も結構いけるのでは。正直、もうちょっと同人で読みたかったけど。
- 《うだつフラット》が(おそらく)初の壁。新刊があったかは不明。
- こちらも久々参加の《くろ谷はるむ》で、一気に読み応えある新刊が3冊も。P&R送ろう。ITANモーツー即日講評で花丸がついてた。《奇妙堂》にも花丸。
- 5月のティアに出ていたことをつい先日気づいた《ぽらんぽらん》。今回も出られていたので新刊を求める。ちゃおで描かれるということで同人をお休みし、再開は7年ぶりくらいのはず。キャラクターの投身が上がってた(昔は小学校中学年くらい、新刊は中学生クラス)。
- 《サークル丙》でブログ開始10周年記念本っぽいペーパー。自分も2年前のちょうど今頃、ブログ10周年に合わせて何かしようと思いつつ放置でした。
- 《あおきり》で「おじさんとみーこ」シリーズの完結巻(まだ未読)。もう数冊ほど続くと思っていた。
- ティアマガについて。P&Rと読書会の投票の集計ページで、1票作品の内訳が今回はカット。どうもページの都合らしいが、ティア精神の支柱ともいうべき1票内訳をなくしたのはどうにも解せない。これをなくすなら、代わりに30周年クロニクルの広告でも取っ払えばよかったかと。もう、だいたいの買う人は買ったはずだと思うので、在庫圧縮が目的なら、あとはオフィシャルサイトで半額セールでもやればという感じ。全投票の内訳はサイトのヒストリーページに載ってるとか全文掲載冊子を別売りしているとか、そういう問題じゃない。ティアにおけるその1票は、単なる数字としての1票じゃない。書き手と、その魂の結晶を選択した読み手の、それぞれにとってかけがえのない1票だから。その1票を最大限尊重するのがティアの心根にあるべきでしょう。
- 本を買って受け取ろうとしたあるサークルで、「どうやってウチのサークルのことを知ったんですか? ツイッターを見たんですか?」と聞かれたため、「前はちょくちょく買ってて、最近は足が向いてなかったんですけど、今日、たまたま前を通りかかって表紙に目が留まって、立ち読みしたら割と良かったので」と正直に伝えた……つもりだったが、帰って確認してみると、一度も買ったことのないサークルだった。すいません、嘘をついておりました。純粋に良かったからです。
- 購入総額は37,700円。1週間前のコミケ3日目で38,054円を散財したばかりだったので、2万円台に収めるつもりが。ビッグサイトから出るときの財布の中身がわずか千円札一枚という行き倒れ寸前を体験。
- 3日目の非エロで良かったのは《極上レジスタンス》の5冊、《GOP》の4冊、《満月亭さかな》の1冊、《ばんぶーぱいん》の1冊。《ばんぶーぱいん》のは、コピー誌や寄稿で発表してきた作品のオフセ。オフセは確か5、6年ぶりくらい。
- 良かった新規入手サークルは《大往生テロル》《地獄で待つ》《3_5_2》《SBO》《mugi》《キューカンバー!》《うみうしたべた》《歌舞伎町プロダクション》《ORDINARY FUNERAL》《HOLLOWPLUS》《シースルーソルト》《ダミーテキスト》あたり。
- 生き辛い主人公を描いた《大往生テロル》の筆致が心の臓に刺さる。
- 《地獄で待つ》は、春からヒバナで連載がはじまり、楽しみに読んでる「弁天ぼたん」の再田ニカ。BL畑の方かと思って色々聞くと、そうでもなく割とオールジャンルな方っぽい。
- 《歌舞伎町プロダクション》の「まどからマドカちゃん」のまどかちゃんがカワイイ。
- 次のティアは2ヵ月後。早! しかも3ホール開催。コミケ1週間後ということで参加を見送ったんじゃないかと思うあのサークルとかこのサークルとか、今回サークルリストにはあったけれど自主的にお休みされたっぽい《夢と笑うな》《ほそスピン》《夜目新聞社》とかの参加を期待したいですね。