ショックだったんですよ。P&Rを送る気力もなくすくらい。



なにかって、メルカリ。メル野郎のせい。



メルのところで見つけた中古の革ジャンが。



いわゆる大人の学ランが。



48,000円で落札した、定価10マンのSCHOTTの革ジャン、USモデルが。



臭かったんですよ!!



もうね……なんなんですかね……この何とも言いがたい独特の臭い……。
タバコ臭とか生ごみ臭のような問答無用のクサさとは違う、かといって文字通り鼻につく香水的なそれとも違う、生活臭的な……。
こんな臭いのする万年床がザラにありそうな……臭いの発生源の本人は全く気にしてなさそうな……。



一応抵抗はしたんですね。
日干しとか、臭い喰いの消臭剤とか、革用クレンザーとか、逆に強い臭いで消してやろうとミンクオイルとか。
さらに、浅草のKADOYA本店に持ち込んで、水洗いクリーニング。6,480円の。



で、1か月後、KADOYAからもどってきたのを嗅いでみたら、さらに臭いが増してんの。
もう、崩れ落ちたね……。
一方で、もともとほとんど傷、スレのなかった革自体は、ピッカピカになってるむなしさ。



よんまん……はっせ……。



落札前にタバコ臭がないか問い合わせて、喫煙環境にないってことだったんでOKってポチ。
香水系の臭いもいっしょに確認しなかった自業自得は確か。
で、見た目だけは、よんまんはっせん分の値打ちはあるといっていい美品。
(まぁ、いろいろやってみてダメでも、最後の手段でKADOYAに出せばなんとかなるだろ~)と。



甘かった。
激アマ。



世の中には人の力ではどうにもできないことがあるって学んだよ……。



正直、SCHOTTってブランドにのっかってカッコつけようとしときながら、(でも10マンはなぁ……)って怖気づいて腰が引けた結果、未使用品相当の掘り出しもの発見!って勇んだ結果、見事に墓穴を掘った、というほかない。



で、その境地にたどり着く前、むしゃくしゃの勢いに任せてヤフオクで別モデルの中古を15,000円で落札したところ、傷と臭いは許容範囲なものの、0.5サイズくらい小さめ。
手首のところが1cmくらい寸詰まり。



そんな芳賀ユイ2月を乗り越えて、明日からフェリーで四国ツーリング。



帰着が来週土曜の7:30、ビッグサイト真横の船着き場という、タイミングばっちりのスケジュールを組んでみました。



このスケジュールを見事クリアできたら、ゴミ袋に詰め込んで部屋の隅っこにおしやった革ジャンが真の姿に生まれ変わってくれるような気がします(幻想)。