関西コミティア53 + 備忘録
- 3か月ぶり。思いのほか、いろいろありました。まず、関ティア。
- 台風24号。自分も振り回されました。1か月前に予約した、金曜深夜に新宿バスタを出る高速バスを、金曜の20:00に電話でキャンセル。キャンセル料は、出発2時間前までの連絡が50%、それ以降だと全額。その時点で、関ティア事務局から正式な開催中止表明は出ていなかったものの、9月頭にきたドでかい21号のことを考えて(ムリせんとこ……)と。宿は、前日までのキャンセルなら無料OKだったので出費なし。
- で、次の日の土曜夕方、事務局から1週後に延期開催の告知。速攻で高速バスと宿の予約。宿は、1週間前となるとさすがに目ぼしいところはほとんど埋まっており、ちょっと悩んで、前に使った個室型カプセルホテルを。同じ宿は極力使わない方針だけれど、やむなし。
- 延期の告知が遅かったという声がツイッターでちらほら。開催の可能性を踏んで飛行機や電車、バスに乗った前日入りの遠征組からすると、確かに文句を言いたくなるのは分かる。ただ、1か月前の21号と同等規模だとは報道されていたので、そこを考慮した大人の判断をできたんではとも思う。延期した日に参加できなかったサークルは今後1年間、無料で参加できるようにした措置など、告知後の事務局の事後処理はかなり適切だったと思う。
- 前日の土曜は京都散策。蚕ノ社の銭湯で朝風呂した後、聖護院門跡、相国寺、東寺を周る。本当は、《くろ谷はるむ》の夏ティアの新刊で気になった鞍馬出を山登りのつもりでいたけれど、21号で参道が通行不能になってしまった。相国寺の庭の松も、台風で折れたらしい何本かが切り株にされてた。
- その後、延期にならなければ会期初日に訪れるはずだった、国立博物館の刀剣特別展示に。3年前、福井をツーリングしたとき、タケフナイフビレッジで1万以上する手製ナイフを2本ばかり所望したくらいには刃物好きのつもりなので。
- 展示会は実質“とうらぶ”展。博物館のツイッターで90分待ちとかツイートされていた昼を見送り、もういい加減人も減ったろうと閉館30分前に到着すると、博物館の外の列こそ解消されていたけれど、中はコミコミ。じっくり見たい人のための列と、その後ろからサクサク見たい人のための列の2コースに分かれ、じっくり列では、ロビーで貸し出しされてた単眼鏡を片目にあててギリギリまで刀剣に近寄ろうとする猛者の女子たちが何人もおり、(邪魔しちゃ悪い)と、迷わず後列を。会場を出ると、夕日に照らされた博物館のガラス壁と水面が印象的。
- その後、延期にならなければ会期初日に訪れるはずだった、国立博物館の刀剣特別展示に。3年前、福井をツーリングしたとき、タケフナイフビレッジで1万以上する手製ナイフを2本ばかり所望したくらいには刃物好きのつもりなので。
- 大阪に移動してカプセルホテルへ。翌朝、曽根崎のサンシャインでパンケーキ。お目当てのそれより、セットのブレンドの美味さが光った。偏ったところがない、ほどよい味わい。来年1月のインテックスに行く踏ん切りがついたら、そのときも来店したい。
- OMMビルの会場へ。延期した日程に合わず、欠席のサークルがあちこちに。でも、活気に乏しいとまでは感じず。購入総額は24,600円。手に入れた本の半分以上は新規開拓。来た甲斐あり。
- 今年の夏まで名古屋で営業していたメイド喫茶2店の十数年の歴史を、店員のコスチュームの移り変わりからまとめたイラストコピー誌を《わきあいあい》で。これぞオタクの愛というべきものが詰め込まれてる。
- オリジナル魔女シリーズ「オーパル」「アヴィ」の全冊を《ペンギン工房》で。作品の背後に広がる世界観にこだわりがうかがえる(絵柄はあくまで朗らかホンワカ)。かなり年季の入ったサークルっぽく、世界観的に見て作者が「仙術超攻殻ORION」好きかも。
- 《トモモ舎》でオランダ〜オーストリア旅行記。写真8割、イラスト2割のカラーオフセ。ツーリングで撮りまくった写真があるので、平面図とか頑張って描いて、こんな感じの本を出せたら楽しそうだなと思う。
- 新規開拓以外は《MP-ML》の新刊がよかった。母親の違う娘3人が亡くなった父親の手紙の指示でミニ旅行に。3人の微妙な距離感と長女のやや人でなし感がいい。
- あと、なぜか《施療院島》でトニーたけざきのコピー誌が入手できた。トニたけの新作また読めるなんて感激だよう。
- 帰り、ハルタフェア最終日のグランフロント大阪・紀伊国屋。「星明かりグラフィクス」1〜2巻と「狂人、空を飛ぶ」1〜2巻の計4冊で、山本和音、笠井スイ、九井諒子、樫木祐人のイラスト入りブックカバーを入手。折り目をつけないよう東京まで持ち帰るのに苦労した。
- ここから備忘録。
- 最低気温が7℃を下回るようになったので、鉢上げしといたパッションフルーツを部屋の中に。来年は実を回収したい。
- 挿し木した鉢にリング支柱するのを放っておいたら、自重に耐えられなくなった枝がぽっきりいった。慌てて支柱を用意。数週間たって確認すると、何とかくっついていた。たくましい。
- おもいたって、床と押し入れを占領していた本を買い取りに。段ボール箱で18箱、計1,099冊を送り出し、約半分の562冊が18,960円に(ポイント支払いで、そこに+10%)。……なのにまだ床置きのタワーが十数本あるので、ほぼ書庫用になってる部屋も整理して、移してしまいたい。
- でも、電子書籍で揃えなおせるようになったため、買い取りに出す本をより分ける手間も悩まずに済み、だいぶ楽にはなったと思う。hontoを使い始めて、4年と2か月。今日までに電子で購入した3,581冊が全て紙だったら、前に住んでた部屋みたいに台所も埋まってる。
- 多分、部屋にある冊数だけでいったら、本より同人のほうが多くなってるはず。“同人は売らない捨てない”主義もそのうち見直さざるを得ないかもしれない。
- でも、電子書籍で揃えなおせるようになったため、買い取りに出す本をより分ける手間も悩まずに済み、だいぶ楽にはなったと思う。hontoを使い始めて、4年と2か月。今日までに電子で購入した3,581冊が全て紙だったら、前に住んでた部屋みたいに台所も埋まってる。
- この間、更新を迎えたバイクの任意保険は、人身傷害保険(上限3,000万)と車内外身の回り品特約(上限30万)をプラス。前の条件のまま更新するより、17,000円ばかりのアップになったけれど、どんなに気を付けていても予想外のことは起きるし、小さなミス、怠慢の積み重ねがそれを呼び込むと身をもって知った。
- で、今年は、もうこれ以上に落ち込む出来事はないだろうと思っていたら、ここ数年を振り返ってみても記憶にないくらい堪えるチョンボをやらかす。ダウナーのトンネルを2週間ほど進んだ後、ようやく出口を見いだせそうな状況に。だいぶ精神的な耐性がついて、思考の切り替えもうまくできるようになったと思い込んでいたのが、大間違い。転倒の件もそうだったが、これで臆病になって踏み出せなくなってしまうと、さらに悪循環なので、なんとか可能な限りダメージを小さくして収束させたい(仁義と礼節は保ったうえで)。
- 副産物として、周囲に対して前より優しい気持ちになれるようになったは、良かったかなぁ……。みんなにドンマイ。