ただの日記の日。

オータムリーフ店舗前


 TIネット、ヒット出版社、JC出版のグループ3社が出した直営店という名の開放倉庫を初めて訪れる。


http://www.autumnleaf.jp/index.html


 3/3のオープンから1ヶ月経とうとしている。

 前に何の店が入っていたか、もう覚えてない。何かのジャンク屋かパーツ屋だったのだろう。ビルとビルとビルに3方を囲まれた谷間(http://www.autumnleaf.jp/images/shop/map.gif)に、何かコンクリ製のでかい「お社」のような感じでぽつんとある建物を利用している。

 何か一冊でも本か雑誌を買うと、自社作品のポスターがもらえるということで、阿吽の最新号を買ったが何ももらわない。コアマガがよくやってる販促の手法だが、別にいらないし。

 2階では、「MUJIN」や「真激」や「少女天国」などの自社雑誌のバックナンバーと他社単行本が棚に。バックナンバーは阿吽が2004年分までしかなくて、使えない。98、99年頃の、まだお茶の子がぽつぽつとでも描いてた頃のが欲しかった。というより、毎号20数ページあった最盛期の「阿吽のすき間」目当てなのだけれど。

 HITコミックスで出ていた西成岩男の「リンガ・リンガ」が平積みしてあったので奥付を確認すると、2刷が今年の2月だった。重版情報(http://www.autumnleaf.jp/shop/jyuhan.php)を見ると1月だった。初版は01年6月。タイミングがよく分からない。どうせなら、「パンプキンシザーズ」の5巻が発売されるのといっしょに出せばいいのに。

 2月の重版情報によると世徒ゆうきの「ストリンジェンド (MUJIN COMICS)」が28刷、「アッチェレランド (MUJIN COMICS)」が24刷。そりゃ生原画展を2階でやるわな。サイン本も売り切れていた。もっとも、4/7から原画展をやる師走の翁のほうがもっと刷ってるのだろうけれど。

 店の前をテントで囲い、リサイクルショップで1本3,000円くらいで調達してきたような本棚を並べて、そこで他社の雑誌も販売している。秋葉原エロマンガ系書店の雑誌コーナーは、新宿書店は狭いし、K-BOOKSは人が多いし、たちばな書店はビルの階段を上らねばならないし、とらのあなメロンブックスはなんとなく入りづらい気分の日があるし、種類と数は割と充実してたので発売日前後に買い逃した分をさっと買ってかえるにはいいかもしれない。





 最新号の阿吽に掲載されている霧恵マサノブという作家。06年3月号で新人賞からデビューしたようだが、ティアでよく本を買わせてもらっている人だと思う。大崩壊後風の異世界風の地上で、セーラー服を着た少女やごつい男たちが、なにやら戦っている連作モノ(非エロ)*1を4、5巻目くらいまで買ってたと思う。その前は、学生の青春モノ(非エロ)で、校舎の屋上からプールに飛び落ちていたと思う。後で確認しておきたい。

*1:OK、あたり。サークル名「月刊製作委員会(仮)」で、異世界風の話というのは「ヤクヤノカバネ」という作品だった。「ワガランナァー」を異世界風にしてトレジャーハンター的バトルを交えたごたまぜまな話。去年の春ティアで買った本に「エロマンガ描いてました」と新作の結合シーンが1ページが載っていた。「ヤクヤ〜」は「電波塔の魔法遣い」という短編の続編で、こちらは四季賞の佳作をとってるよう。