コミックホットミルク vol.01
エロマンガ界随一の作家層の厚さを誇るコアマガが、「ばんがいち」でお茶を濁して何故本腰を入れないのか考えてみれば不思議だったコンビニ売り市場へ、いよいよ本格参入。仮想敵は表紙を比べて一目瞭然、快楽天。双葉、辰巳、実業、竹あたりにとっての何気に脅威。あるいはコンビニ売りNO.1の座に挑もうとするなら、これくらいの布陣は当然か。まぁ、両方買うんだけど。FUCKしてる男女の年齢を足して2で割るとほぼ必ず18歳以上をクリアする快楽天と、同じ算術を行って15-16歳くらいに収まるホットミルクでは、別の楽しみ面白み*1。あえて差をつけるなら、今の特濃エロ路線に転換する前のカルチュアル臭の名残として未だに巻末でムラタレンジせんせーの1枚絵を載っけってしまう(載せざるをえない)快楽天の踏み切れなさを、メガストア仕込みの極太エロが新しいモードとして示してくれるかくれないか、そのあたりに。
あと久々に雑誌ベースで、G=ヒコロウが読めたので安心した、そんな創刊号。
♯
「Lord of Trash extra.1」(A-10)
まさか萬福星の落とし子をもってくるとは、さすがに思わなかった。言えば、零式の「ももえサイズ」みたいな位置付けですよ。快楽天なら、今の道満、昔の加藤礼次朗。こういう余裕のある誌面作りは、いい。得意のバキュームフェラも健在。
「燃エロッ!! お姉さんっ 第1話」(けものの★)
チビTで料理する新妻。この人は、ちちくりあってるときもFUCKしてるときも、ホントに楽しくてエロい。連載で読めてなおうれし。
「まマまま! ♯1」(松本ドリル研究所)
特急列車が目の前を通過するような疾走型のハイスピードエロが相変わらずノッてて良い。柔肌の白が空白空間にならず、鮮烈に目に飛び込む。あと、パンツ越しにぴったりくっついたまんこは白ベタ消しをせずとも良いという新大陸発見の一方で、バイブ攻めされてるショタのアリノトワタリに入ったベタの意味はよく、分からない。
巻中カラー「先生イイでしょ?」(ヒヂリレイ)
石川名義の一般誌連載の1誌終え、フルカラー読切8Pで久々のエロ。モノクロで16Pくらいのも読んでみたい。
巻末カラー「We are just married!!」(石恵)
表紙も担当。即売会では10Pくらいの大版フルカラー同人をよく買ってた。横に、鳴子が表紙の最新号の快楽天を置くと、作家名の配置は女子絵の題字への被り具合とかが相似形に見えて、微妙に異なるそれぞれの路線。
「ブリーディングパニック アニマルその1」(京極孔)
「蒼天のセレナリア」の護国卿とは別の人? 同一?
読切「人妻チアリーダー」(レオパルド)
読切だけど、奥さん'sを全員、一人ずつシリーズでやって欲しかぁ。
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COMIC HOT MILK (コミック・ホットミルク) 2007年 10月号 [雑誌]
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*1:もっと分かりやすく言うと、毛のある快楽、毛のないミルク。