少年シリウス 2月号
そういえば、もうシリーズ開始から20周年くらい経ちましたか。
始めの数年を除いて、ながいながーいブランクに入ってるけれど。
1巻冒頭の使い捨てレールガン作戦に胸躍らせ、3巻後半の洞窟オニごっこにハラドキさせられたあの未完の大作がComingSoon。
え? コミックリュウじゃなくて? ジャンプスクエアでもなくて? 筒井原作の「パプリカ」やってたくらいだから、おかしかないと言えばそう?
本気でスペースオペラやってくれるなら、創刊以来のBigNewsとしてPUSHしてく。
スペオペ風つながりで、本格復帰も兼ねて作画を加藤和恵がやってくれるとええなぁ……、とか夢想してたら、もうとらば〜ゆ済みでした。カコイイ男共を描かせたかった。
田中原作つながりで「夏の魔術」のふくやまの続投は……、つぶらな瞳に三頭身のSDキャラかと。
元連載作家でメカを描ける人は「ZeRon」の神宮寺くらいしか思いつきません。
少なくとも、メカ要素をそぎ落とした道原版「銀英伝」のようなのじゃ、(元)少年の心は震えないので、そこのとこよろしく。
しかし「先日も、「こんなこと私が言えることじゃないけど、コミック化されたものを見て刺激を受けたら、続きを書きたくなるかも」と言っておりました。」って、……またまた。
ぬか喜びはごめんこうむるYO!
♯
シリウスって早売りしても1日早い25日とかしか出ないことがほとんどなわけですよ。
だから確かに、最寄の本屋に取り置きしてもらうんでも別に構わないといや、そうなんだけど。
……布ポスター届いてから解約するという手も。
ケータイの機種変更で購入価格を安くする代わりに申し込まされる要らない付加サービスみたいな言い草ですが。
ビームみたいに毎号缶バッヂプレゼントみたいなオマケつけてよ、営業の人。
♯
「怪物王女」に続くアニメ化第2弾は、絵を見る限りマンガ版のいーだ俊嗣は関係してなさそう。
まぁ、「怪物王女」だって、イマドキのアニメ化にしては光永の絵をトレースする意図は鼻からなかったようだったけど。
表紙を飾ったりとかの本誌とのシンクロはおそらく無いものと勝手に予想。
♯
ID:ydCrzb7U0はネ申。 *1
大晦日によくもこんなもの↓
http://www.youlost.mine.nu/html999/img/2719.jpg
http://www.youlost.mine.nu/html999/img/2720.jpg
を集計、投下したもんだ。
「西遊記」の折れ線は、眺めているだけでテンテンたちの辿った旅路と熱いドラマが脳裏に蘇る。
「四季使い」のは……、ホントどうしてとっとと終わらせないのかね、編集部は。
「空色動画」が常に5点満点の3点以上を上回ってきていることに、うれしいやら驚くやら。
「X BLADE」のなだらかな右肩下がりは同意してしまえるだけに心配もひとしお。
できるものなら、このグラフに、本誌の読者アンケート結果を重ねてみたいね。
♯
やっと2月号のことについて。
ひともんちゃくあった「アルト」の再開と仕切り直し。最近だと、コミックREXで藤沢とおるのマンガが1話と2話で同じようなことやってましたが。
中軸に飛行機の発動方式の秘密に迫っていく展開を置いた12月号掲載版から、ダブル「ヒロイン」であるアルトとアンジェラの揺れ動く関係にテーマを変更。ラストで、アルトのある秘密をバラすという、勝負に出てきた。ストーリーを大きく動かす切り札をここできってきたのは、あーいう騒動があって、じゃあお互いに“背水の陣”でいきましょうや、という感じになったのかしら。
感想は、仕切り直しでなくフツウに掲載されてたなら「展開はやっ」。今までは男女を意識しあう要素をあえて排してきたように読んでいたので、唐突かな、と。ただ、次号の如何で上下のどっちかにブレる可能性も十分。仕切り直したことで、編集部も度量を示せたと思うし。
……じゃあ、なんで「スターゲイザー」はダメだったのさ。
♯
目立って攻勢をかけてきた新人登用について。
- 9月号
- 11月号
- 「橋姫プレイ選科」(瀬川サユリ)
- 1月号
- 「ケンたま」(上田悟史)
- 「めいぐる出張版」(ヤマモト岳輝)
- 読切・第8回新人賞受賞作「ルリアーにゃ!!」(いちい達成)
- 企画・シリウス新人賞特別編 世出暴露伝
- 2月号
- 「世界制服セキララ女学院」(水あさと)
- 「すずめのなみだ」(ひゅーが)
- 「今日のミカド」(高橋祐)
- 読切・第8回新人賞佳作「プラグラムQ」(モトエ恵介)
単行本もまだなのに1月号で表紙を任されたカトウは別格として、WEB版から出張してきて気楽に読める作風の「めいぐる」と、ガンガンパースをかけてくる「ケンたま」の勢いが、今のところ買える。
「ケンたま」は、ヒロインが変身前・変身後とでお色気の強弱があまり変化ないのが、ちょっともったいないかなぁ。普段は体の線を隠すような服装にしてはどうか。
あと編集部は、第7回までやってた新人賞のWEB公開で第8回分はサボってるのか、それとも本誌のほうに積極的に載せていく方針なのか、はっきりしてください。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: 雑誌
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*1:一応断っておくと自分では全くない。こんな面倒な作業は。