11/30。
- WWE RAW WORLD TOUR 2011 at 横浜アリーナ(http://japantour11.wwe.co.jp/、http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2011/2011113001/index.html)
- WWE初観戦。本日は、フルハウスなら1万人ちょっと入る横アリが会場。楕円型の会場を暗幕で仕切って1/3は舞台裏、残り2/3が客席。アリーナ部分と2階席(3階席?、とにかく最上部のぐるりの席)は満席。それ以外は7割5分くらい。リングの南側と北側、アリーナ部分後方の階段席の半分くらいが、南北ともなぜかごっそり空いてたのが気になった。単に売れなかっただけなんだろうか。一方で、グッズ売り場は長い行列。休憩時間にパンフを買いに寄ったところ、買ってもいいかな……くらいに思ってたCMパンクTシャツが自分の番の直前、唯一残っていたMサイズも売り切れ。
- スポーツエンターテインメントをはっきりうたっているWWEは、やっぱり試合や格闘ではなく、SHOWだった。海外公演は、ストーリーをほとんど絡ませてこないせいもある。興行ではなく、公演といったほうが適切というか。ただ、それが一流のSHOWであるということは間違いない。
- あと、客のノリが全く違う。国内の団体であれば、第1試合は「ガンバレー」的なテンションで多かれ少なかれだらだらしているものだけど、いきなりMAX近いテンション。1試合目のサンティノ・マレラ入場時点から、アリーナ部分の客がすっくと全員スタンディングオベーション。なんだこのアゲアゲ。拍手とコールが鳴り止まない。アメリカ現地の雰囲気そのままに近いかもしれないとさえ思わせられた。今日は、いわゆるファンではなく、皆、WWEユニバースだ?
- どうしても納得いかなかったのは、入場ゲートの両脇のスクリーンとリング上部の3面スクリーンで、計5面もスクリーンが用意されていたのに、試合中の映像を一切流さないこと(ずっと、LAWのロゴマークを映すだけ)。テレビカメラが入ってないわけはないので、流すことは出来たはずなのに。アリーナ部分以外の観客は、スクリーンで細かい動きを補完しながらのほうが絶対楽しめるし、国内の団体のほとんどはスクリーンを設置していれば映像を流している。米本国で流してないから、なのかもしれないけれど、日本では流してほしかったなぁ。
- でも、東西南北のどちらかを意識した試合をやっているようには、どの試合運びも見えなかったので、もしかしたら本当にカメラ入ってなかったかも?
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- WWE王座戦 CMパンクvsアルベルト・デル・リオ
- CMパンクのコールがすごい。自分もコールした一人ではある。数年前の両国2日間でもメインを務めたそうだけど、その時とは人気がさらに雲泥なんだろう。
- デルリオは、巻き舌のお付の人は今日はついてなかった。残念。その代わり、会場のそこここから即席の巻き舌声援が。
- 日本のプロレスに影響を受けているパンクの今日のリスペクト技は、モンゴリアンチョップ連発から串刺しニー! この流れは燃えた。なんでこのタイミングで天山リスペクトなのかはよく分からないけれど(20周年記念興行からそこそこ日にちは経ってるし、アナコンダは天山と無関係みたいだし)、燃えた。
- デルリオがパンクをフォール→でも、パンクの脚がサードロープかかった状態で3カウント→パンク抗議→再開→アゴじゃなく胸に当てるGTSでフィニッシュ→防衛。国内団体であれば、象徴であるヘビーのベルトがかかった試合で、こういった“横槍”的な要素は極力、排除してくるだろうけれど、WWEではこれが日常茶飯事。面白い。
- WWE王座戦 CMパンクvsアルベルト・デル・リオ
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- ジョン・シナvsザ・ミズ
- ミズ登場でも半端ない盛り上がりが、シナが出てくるとますますヒートアップ。ミズの発音が聞き取りやすく、自分の英語レベルでも何とかいけた。ヒールは実は舌滑がよかったりする説がまた一段、補強された。
- モニターを通して観ているだけだと、シナには“とっつあん坊や”的な違和感をもったりすることもあった。メインの締め役ばかり見せられて、食傷気味になったり。けれど、ナマで観るシナの存在感は、やっぱり別格。試合に入ってから、しばらくは正面からのレスリングを見せてくれ、MXTVのダイジェスト版ではまずお目にかかれない動きを堪能でき、見方ががらっと変わった。フィニッシュはもちろんアティテュード・A。
- 来年は、Rトゥルースも来てほしいところ。
- ジョン・シナvsザ・ミズ
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- ディーヴァズ王座戦 ケリー・ケリーvsべス・フェニックス
- お尻をふったり、過剰なセックスアピールがところどころで。これは日本の女子プロにはないなぁ。
- ディーヴァズ王座戦 ケリー・ケリーvsべス・フェニックス
- わらいなく「KEYMAN」1巻