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- 新日本プロレス 40th anniversary 旗揚げ記念日 at 後楽園ホール(http://www.njpw.co.jp/match/card.php?e=517)
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- 入りは99%。2階バルコニーもぎっしり。まさにすし詰め。
- IWGPヘビーのタイトルマッチをナマで観るのは何年ぶり? ヘタをすると今世紀に入ってから初めてかもしれない。アメリカ武者修行から帰国後いきなり棚橋のベルトを奪取した24歳のオカダに、昨年若手で一番の出世頭となった内藤がチャレンジするという、フレッシュなカードに誘われた。これからの選手同士がぶつかり合うという、新参者に入りやすいカードは歓迎されていいと思ったし、三銃士たちが争った90年代のヘビーのタイトル戦線のイメージに未だに引きずられてしまうクセをいい加減振り切りたい一方ですでにベルトを巻いたことのある中堅クラスの戦いにはちょっと今更感を抱いてしまうような自分には、待ってました!というカード。
- しかもそこにサプライズでケロちゃーんがタイトルマッチ宣言。マジで驚いた。そして会場も、ケロちゃーんの懐かしい選手コールで大盛り上がり。ユークスに買われた後、新日を出て、猪木GENOMなどでマイクをしていたケロちゃーん。親会社がブシロードに変わって、雪解けになったのか。2/29の経営方針発表は堅実な内容と評価できた一方で、裏腹に期待していたサプライズに欠けていた。でも、こんな隠し玉を用意していたなんて。こうやって小出しのサプライズをされるのも悪くない。
- 第1試合前に木谷会長があいさつ。選手のツイッターのフォロワー数がまだ全然足りないと、ダナ・ホワイトのフォロワー数などを紹介しながら、皆さんもそのお友達にもフォローして!と呼びかけていた。飯塚がやってくれたら読んでみたい。
- 2階バルコニーにクレーン式のテレビカメラが入り、リング至近を上から映していた。これも親会社が代わった効果なんだろうか。
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- IWGPヘビー級選手権 オカダ・カズチカvs内藤哲也
- オカダ‘レインメーカー’カズチカの入場で、2階バルコニーから札が送風機で撒かれる演出。いいんだけど、送風機の前に必死に札を運んでいるのが丸見えというのは。次からは隠して。歓声は内藤7:オカダ3といったところ。終盤はほぼ5分5分。リングサイドに落ちたままの内藤を2度、リングに引き上げたり、発言はふてぶてしいけれど試合は正面突破なオカダ。
- 内藤はオカダの左ひざに狙いを定めて低空ドロップキックを連発。場外で、鉄柵に絡めた足に、エプロンからも放って痛めつける。さらに仕上げとばかり4の字固め。武藤だ! 武藤! 1.4ドームで試合内容を持っていかれた武藤お得意の戦法。武藤リスペクトを公言している内藤だからこそ観てるほうも納得できる。終盤は、オカダのレインメーカー(相手の腕をつかみ→振って→戻して→からのアックボンバー)を2度きりかえし、マジで1ヶ月天下になるか?と期待を持たせたが、3度目の正直のボンバーを食らい、沈んだ。オカダにはちょっと朴訥なイメージを持っていたけれど、内藤がリードしたきりかえしのアクションにちゃんとついていけていた。当然ながらスキルもあるんだと。
- オカダへのベルト返還で、「次は俺がいく!」とリングに上がってくるレスラーは無し。20歳代でのベルト戴冠を口にしていた内藤が、24歳のオカダに先を越され、20代戴冠という理由付けが薄れたため、闘龍門出身のオカダはよそ者だけど自分は新日の生え抜きだから負けるわけにいかないと言い出したときは、うーんちょっととってつけた感が・・・と思わざるをえなかったけれど、こうしてオカダが初防衛を果たして、じゃあ内藤以外に誰が挑戦者として相応しかったのか?と考えると、あの時点では内藤がベストに近かったのかなぁ。新日本所属で次は誰なら盛り上がるかというのがちょっと思いつかない。CHAOS陣営を外すと、1年以上挑戦のない真壁か小島あたり? 福岡どんたくあたりで。2ヶ月あればストーリー作っていく時間はあるか。あるいは高山とか、外からのほうがいいかも。
- IWGPヘビー級選手権 オカダ・カズチカvs内藤哲也
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- 小島聡&天山広吉vs飯塚高史&矢野通
- 飯塚が、入場時、例の若手テレ朝アナウンサーの人のシャツをビリビリにしているところを目の前で観れた。今日の宿題、終了。
- 矢野の頭脳PLAYが光った試合。みのるが好きな自分は、矢野のようなキャラも好きになっておかしくないよなぁ、と改めて気づいた。飯塚が小島の首を絞めたロープを、矢野がこっそりひろい、カバーを外した自軍コーナーに引っ掛けておきながら、結局試合終了まで使わなかったりと、伏線っぽいものを張っておいて実はブラフという小技とか、すごい好きだ。
- 天山のモンゴリアンに合わせて、会場中がシューシューとうるさい。
- レフェリーの死角からの金的→片エビ固めで小島から3カウントを奪った矢野。すぐにリングを降りて、リングサイドから下唇を突き出したおちょくり顔で小島を挑発。そのままの顔でバックしながら控え室へ。面白かった。
- 小島聡&天山広吉vs飯塚高史&矢野通
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- タイガーマスク&獣神サンダー・ライガーvs外道&邪道
- プロレスらしいプロレスの枠。
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- キャプテン・ニュージャパン&本間朋晃vs石井智宏&YOSHI-HASHI
- ニュージャパン、初観戦。週プロで読んでる限り、正義の人なのかと思っていたのに、グーで殴ってた。あと、地獄突きとかも。YOSHI-HASHIはまだパッとしない。
- キャプテン・ニュージャパン&本間朋晃vs石井智宏&YOSHI-HASHI
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- KUSHIDA&田口隆祐&プリンス・デヴィットvs渡辺高章&高橋広夢&タマ・トンガ
- アフロだったトンガがストレートパーマになっていた。アフロだと、持ち前の明るいキャラに暑苦しさが過剰にのっかっていたので、ストレートのほうがいい。広夢は、もうそろそろ坊主から伸ばしてもいいんじゃないか。
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- ジャンプスクエア 4月号
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- ちょっと買うのを休んでいたら、「はにめろ。」(ふるかわしおり)というダークネスなんか目じゃないエロさのマンガがはじまっていたので、単行本をそろえたいと思います。
- 山本久美子の新連載「あだしもの」開始。絵にすごい既視感が。