コミティア103

ITAN男性編集の一人がカマっぽかった。

  • 2月の頭らしい、それなりの冷気とそれなりの寒風、気持ちのよい快晴。10:40到着。それなりの時間を並んで、とどこおりなく入場。
  • お休みのところをのぞいて、お目当てのサークルはほとんど逃すことなく入手。珍しくペース快調。《形而上プラネタリウム》の新刊のラスト1部を先に立ち読みしていた人に目の前でさらわれたくらい。自分がラスト1部を運よく手に出来たことは何度かあった。それをやられる側になると、やっぱりがっかりなものですね……。
  • 14:00頃から、何年かぶりにイラスト島をローラー。島というか、もう大陸。5ホールの1/3くらいのサークルがイラスト系。ローラーした結果、1、2冊ほどの新規開拓。イラスト系は新刊出しました率がマンガ系より低い。なので、前に寄ったことがあるサークルは、また今度。
  • 《Lost Women》で、ティアマガのフロントレビューコーナー掲載記念、ゲスト作家13人による「PRIVATE WORLD」ファンブック。しかも無料頒布で(本編の新刊購入者向けに)。ティア好きにとってはすげー豪華面子。あの人もこの人もと、ほとんどよくいくサークルばかり。《炎色マッチ》の下マッパ雪子+ギター隠しがエロす。
  • 新刊は《にび》と《難病中学生》が結構、ひさびさ。1年ぶりくらい? 
  • 《Dogdays》で「娘観音仇討始末記」の続編。敵討ちのしがらみから開放されたクールデレ・一葉さんが張り型に照れる。本当に嫁にきてほしい可愛さ。
  • シャッツキステ》がサークル参加。西村キヌのボツゲーム企画ラフ集(乙女ゲーの)など手にする。店舗のほう、1月末にリニューアルしたとか。前から行こうと行こうと思いつつまだ行けていない。バレンタイン企画中に一度、行ってみたい。メイド夜話というのをやっている木曜夜が狙い目?
  • 《ドアビートル》がWEB連載をはじめていた。「メイドインアビス」(http://mangalifewin.takeshobo.co.jp/rensai/madeinabyss/)。本になるときは大判でお願いしたいところ。
  • 《百合人企画》というサークルで、百合雑誌「百合人」の1号を手に取る。お勧めの百合フィクション、こんな百合あったらいいな妄想、百合小説・百合短歌、百合雑誌編集部インタビューと盛りだくさん。で、一番インパクトあったのが表紙。黒バックに着物、手描きの少女のお面ってホラーだよ……。
  • アオハルに読切が掲載された《鉄幻コークス》。2回目があるのかどうかは今後次第みたいで、同人も続けてもらいたいしで悩ましい。
  • 《エンジ》で初18禁本。
  • 《キツネツカ》で「すばらしい日々」下巻。袋とじの謎解き解説ペーパー付き。後で。
  • 描きたい作品を発表する場であるティアと、売りたい作品を求める編集側が出張編集部の形でクロスオーバーしてきたその関係の一つの集大成として、今日その場で大賞発表!と触れ込んでいた「モーツー×ITAN即日新人賞」(http://kc.kodansha.co.jp/sokujitsu/)。大賞に選ばれたのはモー・ツーが《炎色マッチ》の「住人 102号室」、ITANが《脳がゴミばこ》の「はりぼて」(http://blog.livedoor.jp/nougagomibako/archives/51742042.html)。講評の場面を直にみれた《炎色マッチ》には、モーツー編集部が読みやすさ、キャラクターの魅力、構成力のどれにも高い評価。新刊のあとがきによる本人も商業に力を入れてくつもりのようで、速見螺旋人につづくモーツーでのティア出身人気作家に育つかことを期待。女性向けのITANが「はりぼて」のようなシュールギャグをどう表に出してくるのかも期待。
    • 横のボードには応募作品すべての講評ペーパーが張り出してあり、よくいくサークルの名前もちらほら。モーツー編集長が二重丸をつけてたり、その他の編集員は△だったり、案外講評が分かれるケースもあるのだなぁ。もっと努力を!的なコメント多数のペーパーも。こうやって公に張り出されてしまうというのは、それを励みに出来るくらいでないと、と受け止めるべきなのか。
  • 購入総額は3万5,200円。3万越えを可能にしたのは、かたくなに利用を拒んできたショルダーバッグを導入した理由が大(ブツは「[ヴァルス] VALTH 2WAYショルダーバッグ」)。肩掛けベルトのタスキ掛けって何かカッコよく思えないだよね……と手提げにこだわってきたが、便利なものは便利だった。バッグに手提げ用の持ち手がついていたのも正解。本でパンパンになったバッグ部分のコントロールはベルトだけでは頼りない。
  • これはいい!な新規開拓サークルは《熱帯森々雨模様》《ライ麦畑を捕まえる仕事》《TROOPINGOUT》《はいとくかん。》《まほろば》《goo-paaa》《人界の歩法》《東京スコッター》《オノマンの少年ピカデリー》《スタントマンズ》《KR4(ケロヨン)》《なないろすけっち》《私は意志を呑む。》《nano》《弥栄堂》《大江戸ポテト》《アララギ》《LLL》《針金鳥》《3794》あたり。多いな! 3万越えたしな!
    • 《弥栄堂》では、珍しくン千円も出して短編アニメのブルーレイを。ちょっと草磲琢仁の「上海丐人賊」なテイストが入ったレトロ調アニメ。あと、《オノマンの少年ピカデリー》の一人少年マンガ誌なつくりが気合入っててよい。
  • 次回ティアの部活動に格闘技部(http://kakutougibu.dou-jin.com/Category/2/)が。プロレスネタのところが多そう。3月に又日本でUFCやるし総合ネタのところも今後入ってほしい。モアレの人、good!アフタの再開メドが立たないようなら、《ザクロ伝説》として「鉄風」のラフ集あたり出してくれてもうれしいかもしれない。