グーグルニュースその後

ネットは新聞を殺すのかblogより「グーグルニュース、拒否派の勝利?」

このひと月で、グーグルニュースを拒否する大手報道機関が1社、また1社と増え、グーグルニュースの主要記事のほとんどは朝日新聞日本経済新聞のものになっている。

満足なサービスを提供できないようでは、グーグルニュースのアクセス数はいずれ低下傾向を始めることになるだろう。グーグル対拒否派報道機関との戦いは、拒否派の勝利ということになるのだろうか。

 各報道機関の名前でグーグルニュースをあたってみると、どうやら、読売新聞、産経新聞毎日新聞はクロール対象から外れているようだ。毎日はmsnとの提携があるので、外れているのだろうか。印象としては日経の記事がやけに目立ってきているような気がする。
 各報道機関の関連記事が、簡単に一覧として検索できる機能が、いまのところグーグルニュースの最大の魅力だ。朝日や日経がどういう思惑でクロールを拒否していないのかは分からないが、もしどちらかが拒否するようなことがあれば、現在の綱渡り状態から一気にグーグルニュースの価値が低くなると思う。少なくとも、個人的には、巡回はするが今の起動ページからは外す。
 3カ月間のアクセスデータから統計をとる予定とのこと。どこまでの実績が出ているのか。楽しみだ。