「カードで換金」商法が急増 発行会社、対策に苦慮

http://www.asahi.com/national/update/1004/006.html
 都内のステ看板でごろごろしてる、「クレジットカードのショッピング枠を即現金化」ってやつ。ネット上でもバナー広告なんかでよく見かける。取引方法に宅配便代引きを利用してる。
 記事文中にもあるけど、「公安委員会許可」「サラ金ではありません」ってうたい文句が必ずあって、合法なのか違法なのかいまいちよく分かりにくかったんだが、記事中、いくつか問題点がピックアップされている。

業者側はカード会社から商品代金の支払いを受け、利用者に渡した現金との差額を利益にしているらしい。ただ、都内の大手カード会社が最近、換金商法の疑いがある業者について自社の加盟店か調査したところ、全く該当しなかった。担当社員は「加盟店と裏で手を結び、架空の売上伝票で請求してくるようだ」とみる。
カード各社によると、銀行や貸金業者からは融資が受けられない多重債務者の利用が目立ち、自己破産に至る例も出ている。クレジットと貸金業の与信は限定的にしか連動していないといい、借金するのが難しい場合でもカードは使える。換金商法はこの仕組みを悪用しているらしい。

代金を支払う意思がないのに換金目的でカードを使うと、詐欺罪に問われる可能性がある。

 信販側に裏で手を貸す人間がいないと成り立たないようだ。あと詐欺罪。この方式を利用せざるえないようなら、単に借金の先送りをしたいだけの場合がほとんどだろうから、そりゃ、きちんと信販に金が支払われることもほとんどないよな。

換金商法はカードで買わせた電化製品などを安く買い取る「買い取り屋」と似ている。だが換金率は8割前後。買い取り屋の2〜3割と比べてかなり高く、昨年ごろから急増した。

 こっちは、伊集院光が前にラジオで言ってた、草野球撮影用のビデオを買ったときの方式(買ったところとはまったく関係ない、大手家電量販店の保証書がついてたってやつ)。そのときは定価15万円くらいのビデオを、10万円ちょいで買った、てなことを言ってたと思うから、業者の粗利は7万〜5万円くらいか。まあ、完全にヤクザ絡みなんだろうけど。