丸善のハリポタ販促

 JR御茶ノ水駅の「丸善」に寄ったところ、あいかわらずハリポタ「不死鳥」の山。
 で、その山のあるスペースの天井から、マンションのベランダなんかによくぶら下がっている鳥避けのアイテムに似たハリポタ風船といっしょに、「不死鳥」表紙のダンボール張りポスターが下がっているんだが、そこに「今購入すると、送料無料」とのポップが。
 よく意味がわからなかったので、店員に聞くと、「不死鳥」を購入すれば、その第5巻セットと、もし同時に購入した本があればそれも一緒に、店頭から自宅まで配送するとのこと。
 確かに、持って歩くのは、「広辞苑」や「イミダス」なみにかさばりはするだろうけれども、紙袋にでも入れれば持って歩くのが苦というほどではないだろうし、店頭で注文しといて、1日か2日も待つ人がいるのか? という疑問が残る。
 店員の人の話では、5,000円以上の購入でも送料無料ということだったので、セット価格が4,200円でそれに近い値段の「不死鳥」に、なんとか販促をかける手段として、持ち出したんだろう(9月1日の発売時から送料無料を始めているかは、未確認)。丸善のネットショップでは、7,000円以上買わないと送料無料にならないようだし、わざわざポップをつけるくらいだから、なんとか「不死鳥」をさばきたいんだろうなぁ。
 ただ、売り場には、目分量で、200セット程度の山が二カ所、300程度の山が一カ所。都内の大手書店にしては、それほど広いわけでもないスペースに、あんな山がいくつもあったんじゃ、売れてないってことを宣伝してるようなもんだろ。売り場責任者に、10月中に売り切る部数のノルマなんかが押し付けられてたりするのかしら。
 もし消化率が予想を下回ったら、どの部署が責任取るんだろう? 仕入れ担当?
 あと、静山社は分売不可って言ってるけど、ネットでは、上下巻ともバラで買えるみたいだが。(アマゾンで上巻丸善で下巻)。在庫処分の始まりなのか。