NTT加入権廃止『国家的詐欺』の手口 整備を口実 ぼったくり?

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041022/mng_____tokuho__000.shtml

NTTはこんな売り方もしていた。前波氏によるとNTTは、加入権を戻すので返金を、という一般の顧客には「加入権の買い取りはしない」とにべもなく断り、「タウンページを見て業者に連絡して売ればいい」と説明してきた。
一方で「加入権料を返せ」と強硬に要求するうるさい客や企業など大口顧客に対しては「別の顧客に転売する作業をやっていたようだ。NTTによる事実上の加入権の買い取りで、大変不公平だ」(前波氏)という。もし事実なら利用者への背信行為ではないか。

 記事全体の印象として、加入権問題で、日刊紙でここまで激しい論調を見たのは初めて、という少なくない驚きが一瞬あったので、リンク。というか、もっと憤るとか、怒っていいことだよなあ。10年前にとった加入権って、今どうなったんだったか調べてみるか。

前出の野村弁護士は「四兆円を株式にして加入者に分配すべきだ」と主張する。実は電電公社の民営化前に、加入権を株式にして分配する議論が浮上したが、いつの間にか立ち消えになった経緯がある。
野村弁護士は言う。「株を売却しようとしていた国は、四兆円分の株式が増発されれば相対的に株の価値が下がるとみてやめさせたのだろう。問題の解決を遅らせた責任は、NTTだけでなく国が対策を怠らせてきたことにもある。株式化して分配するのが今なお最善の解決策だ」

 その株式、ソフトバンクライブドアみたいなIT関連企業が集まって、個人から買い集めちゃえば、NTTも大きな顔できなくなるんじゃない?