目を合わせることも適わない暗がりに。

 K-1MAXのトーナメント表の左側の体たらくとか、ロープ下まで侵食してきた広告のうっっとしさに、いつの間にか眠ってしまっていたら、網戸のすぐ外から「カリカリ」という音で目が覚める。開け放して確認してみると、2週間ほど前から、部屋の窓の下に積んである角材の端っこでよく丸まっていた黒猫が、駆け出していった。



今日は寝なおす。