「光 ①②」(凛野ミキ) ゼロサムコミックス
書斎の住人の感想で興味を持ち、おととい読んだ。昨夜も読んだ。で、今日もう一度読む。
一読して、町内規模時間限定のルワンダ。
二度目、読み返すと、苦手な話なのかな?、と疑問がわいてくる。
三度読んで、動機や理由を置き去りにした行動にとっかかりがなくて、身もだえしてくる。
惑星・星座・光の法則の定めといった今のところ意味不明な設定が、登場人物らが何の行動を起こすにしても、その目的のみを与え、動機や理由を与えない。夜、ふとんの中で悶々と頭にめぐらしていればいいことを、いちいち態度や口に出す登場人物たち。
誰かのために(自らの意思にもとづき満足して)死ぬ、といったこの手のマンガでよくある動機付けがほぼ一切、排除されてることに気づいて、そーいったテーマに辟易していたはずなのに、ないならないで座りが悪いもんだな、と思う。
けれど、逆撫でされることは、嫌いじゃない。
(なんたって、強迫性障害だからね!)

- 作者: 凜野ミキ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2004/10/25
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- 作者: 凜野ミキ
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