脱衣ゲームブック。
グーグルアラートが登録単語「ゲームブック」からメールでお届けしてくれたネタ。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0510/26/news087.html
自分の学年は、小学校の時、一部クラスで大流行であった。なぜか、自分のクラスでは流行らず、昼休みに別のクラスまでプレイを覗きに行っていた。
で、いまどきの復刊であるなら、それなりのフックをかけておく必要は当然ある訳で。ややアメコミ調のドワーフやリザードマンやスケルトンでプレイしていた当時の絵をもってきても、普及はおぼつかない。
そこで、復刊企画であるところの「クイーンズブレイド」が選んだのは、ビキニアーマーだったという。
あー。
確かにゲームブックが一大ブームを巻き起こしていた80年代は、ビキニアーマーの時代でもあった。そういって過言でない。ファミコンRPG、エロOVA(『ラル』など)、ファンタジーブーム、etc。何の企画にでも乗っけられた。80年代後半に、ディードリットの可憐な女魔法戦士っぷりが、その流れをがつんと蹴散らしてしまうが、今もその残滓に反応してしまうレトロなマニアは存在している(はず)。
まずは、実際に遊ぶかどうかは分からないけど懐かし買い、といった手合いを手堅く掴むつもりなのだろう。
しかも、ゲームシステムから3クリックほど体験してもらえば分かるが、しりもちをつく赤毛褐色むっちりビキニアーマーのイラストなどは、ポルノノヴェルの挿絵と見紛うばかり。この先、しりもちをついた女戦士の手を足で踏みつけ、アーマーの留め金や皮ベルトを剣先で壊していく選択肢がないとしたら、そっちのほうが不思議なくらい金返せなくらいである。というか、こういった絵が実際ある。……寸止め?
発想にどことなく同人的な臭いも感じる。20年の間、エロ「ロストワールド」をやろう! と考えた旧作ファンのイラストレータや作家は、かなりいたのではないか。
いまさら、先を越された、というほどのネタでもないのだろうが、人気の作家を連れてくれば、一定層の購買はコンスタントに見込めそうな感じはする。幻超二なら、オファーされれば一も二もなく参加してくれそうだが(今、需要のある作家かどうかという疑問は受け付けない)。もう、体のほうの調子は良くなっているのだろうか……。