シリウスコミックス販売状況の一面

http://www.sirius.kodansha.co.jp/editor_bk12.html

2005/12/21 2:25
販売担当のTHです

はじめまして。
シリウス編集部の財務状況をにぎる販売担当、THと申します。
販売担当というのは、カンタンにいうと雑誌やコミックスの部数決めたり重版(増刷のことです)したり(ってことは絶版にしたりもするのですが)売り方を考えたりする人のことです。

とにかく今は毎日! シリウスKC創刊のことばかり考えております。
とにかく作品の中身を知ってもらわねば、ということで、無料小冊子「ちびシリウス」を全国の書店さんに電話営業してばりばり配送してます。
20冊入りのセットを3,000セット、1セット残らず書店さんに送るべく、がんばっております。
いや別に3000軒に電話してるわけではないんですけどね。
おかげさまで書店さんの反応は上々。今週から来週にかけて店頭にも「ちびシリウス」(ともちろん「シリウスKC」!)が並んでくるはずですので、ぜひともお手にとってご覧くださいませ。

さて、THがシリウスの作品でもっともオススメなのは「龍眼 -ドラゴンアイ-」ですね、やはり。主人公のイッサが、「ふだんはぼーっとしてるのに実はめちゃくちゃ強くて、おちゃらけキャラにみせかけてじつは影がある(みたい)」なところがいいワケですよ。これぞマンガですよ、うん。
この「龍眼」は1巻2巻が12月、1月と連続発売です。よろしくお願いします。ほんとおもしろいんで、ぜひ読んでみてください。
販売部でも人気No.1作品です。

他の作品もおすすめしたいのがたくさんあるのです。「シリウス」は、まだまだ本誌の部数が少ないので、たくさんの人に読んでいただけてないのがとても残念だったのですが、このたびの「ちびシリウス」大量投入と「シリウスKC」で、作品の魅力にふれてくださる方がぐぐーんと増える(はず)! うれしいぞ!

シリウスの編集部のみなさんはほんとに熱心でとっても協力的なので、THはすごく助かっています。セールスにも力が入るってもんです。
みなさん、シリウスKCお楽しみに!

http://www.animate.co.jp/animate/event/fair0109.html

期間中、『Venus Versus Virus 1巻』または『はりだま退魔塾』を一冊お買い上げ毎に一枚、各タイトルに対応した、アニメイト特製かけかえブックカバーを差し上げます。
また、『月刊電撃コミックガオ! 2月号』または『月刊少年シリウス 2月号』を一冊お買い上げ毎に一枚、共通のメッセージペーパーを差し上げます。

http://d.hatena.ne.jp/xeno666/20051221

例え、創刊から3号程で、中小レベルであるウチへの配本が無くなる位、刷り部数が激減したという事実があったとしても。それが、意気込みと結果の乖離を表しているとしても…。
で、その「シリウス」のコミックの第一弾ラインナップが、明日創刊されます。
馬鹿か?講談社
年末の、ただでさえ場所は無いわ、各社最強ラインナップが並ぶわ、おまけに自社商品がバカみたいに出る日に、正直、今現在、弱小と言って差し支えない雑誌の、コミックの記念すべき*1第一弾ラインナップを埋もれさせる必要があるんだ?
雑誌が売れてない=実績と知名度がない
ってわかってますか?
創刊が11月や1月じゃダメな理由ってあるのだろうか?
それとも「天下の講談社の新創刊のコミックだから、書店は喜んで置くに違いない」とでも思ってる?
講談社のこの、空気というか、己の読めなさ加減が、
とっても素敵ですv

http://d.hatena.ne.jp/domino/20051222#p1

こんな日に限ってコミックがどうしようもなく多い。手シュリンクだから点数が多いと大変なんです。えー、講談社だけで36点?どこをどうやっても余裕を持って置く、なんてことはできません。せっかくの新刊なのに狭苦しく置かれています。『シリウス』のコミックも創刊。配本が厳しいです。講談社が弱気なのか、取次に「お前の所は売れないだろが」と思われてるのか、そのあたりは不明。講談社以外では集英社マーガレット、スクエニメディアファクトリーなど。あと、書籍扱いの角川やらワニブックスも。新刊を一通り出し終えたのが2時ごろ。力尽きました。

http://d.hatena.ne.jp/domino/20051227#p1

http://150turbo.seesaa.net/article/11093048.html

まさに同感です。なのですが、出来ていない部分も多く思い当たり、雑な仕事っぷりを痛感する...
出来ていない最近の例

言い訳するなら「シリウス」の配本悪すぎ。


都内では、まんがの森紀伊国屋FORESTのような専門店・大型店で、平積み用の紙製ボックスに「龍眼」や「テレパシー少女 蘭」が載せられている光景は見かけたが、詰まれた本が回転している気配があるかというと……。見本誌の「ちびシリウス」も、ここまで一冊も見かけていない。地方へ重点的に配ってるのか?