今月のシリウスKC
今日は、中学生のときに被せた銀を取って、黒虫歯を削り取った穴ぼこの上に、白い特殊プラスチックの埋めもので、1,820円。プラスチックはエナメル質の表面に一部、浸透するようにくっついて、隙間に食べかすが入って虫歯になることを防ぐんだそう。技術は進歩する。チュイーーーーーーーーーーーーーーンの音は進歩してなかったが。つーか、歯科技工のお姉さん、削る工具の先から出る水で、3度ばかり窒息しそうになったのをにこやかに済ますのも、プロの技なのかな。
そんなまったく関係ない前フリから、今月の3冊を(本誌で満足してる龍眼は例によってPASS)。
- 作者: 翠川しん
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: コミック
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来週発売の号から連載再開するアヴェンテューラ。もうこれで、定期連載に復活してもらいたいもんである。なんせ、ここまで正しいファンタジーを描いてるマンガは、意外に今のシリウスにはなかったりするものだし。「魔法」で「剣」で「学園」で「悩める生意気」と「素直」と「可愛い」が「仲良し3人組」で「いじわるなクラスメイト」と「理解のある教師」がいて。ふわふわした線の細い絵柄は少女マンガ的で、そんな正統派ファンタンジーって、いまどき編集が通さないでしょ? 帯が半透明で、そういうところに手間隙かけることもできるくらい既発のシリウスKCが売れてるのならいいのだけれど。
- 作者: 白井三二朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: コミック
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時限爆弾を腹に抱えてしまうテンテンが、悟空と別れ再び出会うまで。本誌で追いかけていたときは、悟空と別れてから、話数が進んでも一向に再開の気配がないのでどうしたもんかとやきもきしていたが、まとめられた単行本の巻末、最後のページであのアップがくるようになってたか、というやられた感。
本誌ではオリジナル悟空vsコピー悟空が盛り上がり中のクライマックスなのだけれど、巻末の3巻予告に最終巻の気配はなくまだまだ続くようなので、みんな買え。
- 作者: いちば仔牛
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: コミック
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ケータイの中から電波の妖精=ゼロが出てきて、「ござる」言葉でうきょー君に仕えまっする毎日ドタバタ、クラスメイトのケータイからもスーツ姿のガンマン妖精が出てきたりマントをつけたナイトが出てきたり、ウェイトレスやったりサンタやったり。
本誌の4コマは、このマンガが定位置につけて面白いので「もえちり!」はさっさとフツウのコマ割りに戻して欲しい、というか前のほうが面白かったし、「ペログリ」ネタなんか特に。
まんがタイムきららなどをよく買っている読み手の人に、よく買ってない自分が勝手にオススメしてみたくなるなごやか4コマ。