忘れた頃に省力更新。

 ティアズマガジンの投稿コーナーで、4月からホール内外の飲食店出店が禁止になるにともない、5月ティアにメロンパン屋はきませんよ、との事前告知が。即売会系だけでなくすべてのイベントに適用されるというので、オタクの無作法がどうとかいう話はまったく関係なくてよろしいらしい。
 あのメロンパン屋は、渋谷東口のクレープ屋よりはまだマシだけど、あまりに甘ったるい臭いがきつくて、ちょっとばかし閉口していたので、来なければ来ないでいいんだけど、全部禁止ってなると敷地内は、中はampm、外はファミマしかなくなるので、ちょっと。


 あと、し10b、のスペースに、少々懐かしい名前を見かけたので、寄ってはみようと思う。絵の人は文の人とは、さほど関係なさそうではあるけど。






 http://ja.wikipedia.org/wiki/SUWA
 3/11(日)、後楽園ホールで「国内引退試合」を開催とのことなので、観にいきたいなぁ、と。あの、田舎の悪ガキとしか言いようのない面の下に、非常に理知的な計算高さを隠した、稀有なレスラーだったとは思うんだ。ジョン・ウーはとてもかっこいいとは思えなかったけど。





 某誌から、発送が遅れたとかお詫びとかで、時間差で表紙テレホンカードが3枚も届く。あたったのは1枚だけだったのに。○○○○は案外、律儀だけど、事務作業がてんてこまい。それに比べて、○○社は……、と心の中で愚痴っていたら今日、半年前の号であたっていた図書カードがポストに。遅れました、というお詫びの切れ端とかはなかったけどな!






 http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200701/202213.php

とにかく、日本語サイトや、本作の報道に関わった日本のメディアにおける社会的・政治的なメッセージやイマジネーションの「不自然な省略」はいったい何なのでしょう?まるで、それに触れること自体が、誰かにとっての「不都合な真実」であるかのようです。

しかし、おそらくこの問題は、そんな陰謀説で片付けられるものではなく、もっと根深く、日本の社会、日本人に巣食った社会的病理の一端を示す現象なのでしょう。国家と個人しかなく、「公共性」はすべて国家が占有、「社会的なもの」はすべて「市場」に還元されてしまう。そのなかで個人は、バラバラの「一人一人」で「世界」に直面させられ(いわゆる「セカイ系」!)、失敗はすべて「自己責任」に帰されてしまう。そんなネオリベラリズムが描く世界に最も近いのは、その聖地であるアメリカではなく日本なのではないか。アメリカは、世界最悪の暴力と世界最良の民主主義が同居している国。それに追従するこの国は、アメリカの良いところは切り捨てたまま、最悪の面に向けてまっしぐらなのかもしれません。

 セカイ系、というフレーズをこの人のブログで見かけるとは思わなかった。
 さておき、空気を読みあうことに長けるばかりで、政治的連帯にコミットさせるような糸口をはじいてしまっているのか。「チーム・マイナス6%」へのリンクはあるけど、レジ袋を受け取らないようにしましょうとか、企業はダンボールのリサイクルを推進しましょうとか、そんなんだしなぁ。
 文部科学省推薦とか、テトラパックのスポンサードで特定曜日の特定映画館で500円で観れるとか、そーいうので逆に、小ぢんまりとさせちゃてるかもしれない。ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」とかを取り巻いていた当時の雰囲気のほうが刺激的ではあった。
 ゴアという、かつて大統領に出馬した人が、主人公という時点で十分、政治的と言えばそうなのかもしれないけど。つーか、政界を引退したみたいなこと言ってるけど、ゴアって、まだ59歳なんだよね。ヒラリーとかの後でも、まだ再出馬できそう。





 世界樹のなんとかというゲームが人気があるらしいが、特に興味もわかず、なんとなく積みゲ崩しで、メタルギアソリッド3を。レシートを見ると1年半前に中古1,980円で買っていた。
 早朝、廃工場の一室に隠れているところを、スペツナズ部隊9人に囲まれ脱出を図るのに、拳銃でガラスを砕いた窓から手榴弾を外に投げつけ阿鼻叫喚、突入してこようとする部隊へドアを開けられた瞬間に手榴弾を投げつけ「伏せろー!」阿鼻叫喚、開けられた瞬間にこちらにも投げつけられ「逃げろー!」阿鼻叫喚、――のリピートがすごい楽しい。パイナップルストロークげいむ。あ、その時、ダンボール被ったら爆風を弱められるか試してみよう。
 そのあと、マングローブ林でフライングプラットフォームをak47で打ち落とす、「AKIRA」2巻ごっこも。






  • 「日本人でノーベル文学賞を受ける人があるとすればヨネ・ノグチだ」とうたわれた「アメリカ産の日本詩人」ヨネ・ノグチ=野口米次郎の初めての英文著作集発刊

 http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200701198522

それはひとつには、彼が第2次大戦中愛国主義を鼓吹し、戦争賛美の言論を繰り広げたことにあるかもしれませんが、東西を股にかけた彼の文学活動そのものが、彼の著作をしだいに宙に浮かせてしまったことも大きな原因の一つでしょう。金子光晴は「藤田嗣治がフランスで成功したために、日本の画家たちからボイコットされたように、野口米次郎の詩も、名声ほどに日本人の間で親しまれなかったのは、日本人の偏狭さのゆえがあったのか」と論じています。

 今、売り出そうとしているのは誰か。







  • 昔の番組ネット配信、承諾なくてもOK 著作権法改正へ(朝日)

 http://www.asahi.com/business/update/0121/002.html

再配信促進では、出演者らの承諾を得る「相当な努力」を払っても連絡がとれない場合などに、未承諾でも再利用が可能になるよう著作権法を見直す。例えば、質の高い過去のドキュメンタリー番組を再利用しようとしても、出演者が一般人の場合など再利用の承諾が取れていないことも多い。出演者らに改めて連絡をとるのが難しいために再利用を断念するケースもあり、再配信事業の障害となっている。

 「相当な努力」ってどんなだ。






  • 中学生の美少女を、政府高官の接待用に「性的に蹂躙してこの上なく残虐に嬲り殺し」

 http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50339718.html

  • ネットゲリラは潜水艦戦である。潜水艦に前線はない。自分に有利な時と場所で戦闘を開始する。 | 少女強姦殺人、6万人大暴動

 http://my.shadow-city.jp/?eid=333418

 http://jp.epochtimes.com/jp/2007/01/html/d15952.html


 映画版の「サイレントヒル」を思い出した。その後、プチエンジェル事件を。その後、今週の週刊ポストhttp://www.weeklypost.com/070202jp/index.html)で書かれていた「極道の報復に怯える鳥取・米子「仁義なき戦い」の町」を。万単位の暴動を起こさせる政治性のない単純に心底の残虐非道とは、中国でさえ稀なのではないか。





 今、出ているCOURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 2/1号 [雑誌]で、「ネット上の人生ゲーム!? 「セカンドライフ」仮想世界で暮らす」という記事。今年に日本語版が出るという「セカンドライフ」というゲームで第2の人生を送る様々な職種の人を、自らのアバターと極力似た格好、ポーズで比較ポートレイトした写真企画が、かなり面白い。いかにもな印象の、週60時間潜行するというでっぷりオーバー200キロ眼鏡ボーイがいるかと思えば、ゲーム内に数千万円の資産をもつという白チャイナの中国系アメリカ人女性とかも。ミュージシャン、トラック運転手、学生、販売員、教師、いろいろだ。国内のネトゲRMTが嫌われてるが、こちらは、ゲーム内で土地の取引もされ、その専用通過はシステムとして換金が組み込まれている。戦闘やキャラクターの成長なんかは遠からず飽きがくるのは分かりきっているので、セカイをとめどなく拡大させ、ゲーム寿命を延ばそうと思えば、生活が目的のバーチャル空間は理にかなってくるかもしれない。
 5月に、そういったバーチャル世界で暮らす人とそのアバターを追った写真集が出るというので、ちょっと読んでみたい。


Alter Ego: Avatars and Their Creators

Alter Ego: Avatars and Their Creators






 http://d.hatena.ne.jp/sinana/20070117

ガンボは広告ページがたしか26ページ?あったので、1ページあたりの広告料金の定価が仮に80万として、代理店マージンを2割引くと運営会社に入るのが64万。64万×26P=1664万円なので、計算上は実売10万の雑誌と比べても収入はトントンということになるが、実売10万部相当のマンガ雑誌で広告1Pが80万円で売れるのかというとそんなわけは無く。スポンサーの業種にも寄るけどせいぜい50万で売れれば御の字、30万でもけっこう売るのは大変なはず。いわんや週刊ペースで毎号20本強集めるとなると、売れ残るのは目に見えている。創刊号にしても定価ではまず絶対に広告をださないような企業の広告が入ってたりしたので、相当苦しかったのではないかと思う。

 広告の相場はよく知らないけど、定価ではまず絶対出さないような企業って、どこだろ? ゲーム会社?

なお、部数が大きくなれば漫画雑誌でも広告効果が期待できるようになるが、部数が増えすぎると今度は印刷代がかさむようになるので、広告が1P売れたとしてもその1P分の印刷代で赤字になってしまったりする。(ジャンプやマガジンに広告がほとんど入ってないのはこの辺が理由にある。)

 100万部を切ったらしい週刊サンデーは、そろそろ分岐点が見える頃だろうから、広告に力を入れ始めても。

  • 半年ROM - フリーペーパー

 http://d.hatena.ne.jp/sinana/20061031

R25を筆頭に巷でこれでもかってぐらいばら撒かれているフリーペーパーだが、どうもマンガのフリーペーパーが創刊されるらしいという噂を聞いた。まだ確度の低い情報なのでガセかも知れないけど、本当ならたいしたものだと思う。だってフリーペーパーって要は広告収入で印刷から流通まで全て賄われるものだから、ともかく広告がじゃんじゃか入っていなければお話にならないのだけど、マンガと広告は無茶苦茶相性が悪い。手元のジャンプなり何なりを見ればわかると思うけど、マンガは基本的に裏表紙ぐらいしか広告が入らない。なぜなら漫画雑誌を買う人は、マンガを読みたいから買うわけであって、マンガでない活字情報なんてたいていの場合読み飛ばされる。また、マンガそのものが1話平均20ページとか非常にページを食うので、ぎちぎちにマンガをつめると必然的に広告スペースがなくなってしまう。R25なんかは全50ページ中40本広告を入れることで成立させているけど、たとえば同じ50Pで本を作るとすると読みきりを2本載せるだけで誌面が終わってしまう。読みきりを1本にして、後を広告にするとしても、その一本がよっぽど面白くないと読者がつかないし。束を増やしてマンガの本数を多くするのは、流通費や棚のスペース、印刷費から考えてありえないし。4コママンガを25ページ入れて、その対面に広告を25ページ入れるならまだわからなくもないけど、それにしたって4コマだけ読まれて終わりだよなぁ。あとは全部、広告の商品と絡めたマンガにするとか、本編の中に商品を仕込むとかか?全編「○○を作った男達」にするとかは、おれは読みたいけどそんなもんに大金だすメーカーはいねーだろーなー。

 情報早いなあ。
 広告のページを増やせば、かさばって、もらってもらえなくなるかもしれない。薄くて軽い紙を使えばコストがかさむ。ページ数を増やせば、1ページあたりの広告単価を下げることが(あるいは割引が)しやすくなって、広告が集めやすくなるかもしれない。やっぱり、マンガの質うんぬんの前に、回収モデルが、どうにも腑に落ちない。だって、あんなの単行本とか出してもきっと売れねーよ! 

  • 半年ROM - 誰が読んでんだこれ

 http://d.hatena.ne.jp/sinana/20060528

金曜は学生の頃にバイトをしていた出版社の方々と飲んだ。おれと同時期にそこでバイトを始め、おれと同時期にクビになったTくんも来ていて、彼は今月の半ばぐらいに集英社ヤングジャンプ編集部のアルバイトに採用されたらしい。

Tくんに聞いたところ、ヤングジャンプで連載されている井上雄彦「リアル」は担当がフリーの編集者で、単行本印税の1%がその編集者に与えられているらしい。仮に一巻あたりの発行部数が100万部で1部につき5円の印税と考えると、「リアル」は5巻まで出てるからそれだけで2500万円のボーナス?バブリーな話しだなぁ…。

 このブログ面白いなぁ…。






  • 田舎町すっとこ雑記帳:親戚

 http://blog.livedoor.jp/nbopapa/archives/50128597.html
 いや、ほんと、ソリの合わない肉親でもその子供は、可愛いかったりする。素直な感想。