ヤングチャンピオン烈 Vol.5
いや、本誌についてはさほど書くことはないんですよ。「僕と彼女のホント」(みた森たつや)、「恋愛そんぽ!」(上月まんまる)、「松ヶ丘エンジェル」(めいびい)で、もってるねとか、ゲスト読切の掘骨砕三は258P5コマ目の皿の上に山と積まれてラップをかけられた鯉が料理でなく死骸の山かと錯覚させるインサート具合がすばらしくピリリと効果的でgjとか、結構あるな、まあそんなとこで。
ちょっと言いたくなったのは、秋田の肩をもつわけじゃないけど、この烈、悪い形でのエロマンガ家引き抜きになってるのかな、と。描いてる作家って、別にエロ、描かなくなってるわけでもない。
葉月は前から一般でばりばり活躍してるし、東とめいびいは快楽天で描いてるし、上月は最近商業誌自体で見てなかったし烈で復調しつつあると見ていいと思うし、Cuvieは一般はエイジが先だし純愛果実でエロやってるしもともと筆が早いほうだし、D.Pはパピポで描いてるし、みた森はメガストアの連載終わっちゃったのでこれからエロを描かないとなると心配だけどまぁみた森だから大丈夫だと思うし、あづまはシール封印コンビニ誌がのライトエロがもともとメインフィールドだし、THE SEIJIは、最近だとエンジェル倶楽部でエロ描いてるしエロの前はどっちかというと何でも屋って感じだったしエロ専業というイメージは薄いし、和六里はメガストアで描いてて連載デビューはフラッパーでの一般だったし。
エロと一般、(今のところ)両立してる作家が多いってこと。だから、烈は、このまま変に色気を出さず隔月発行のペースの中綴じのままで、いちごは、Vol.2の予定まだないけどせいぜい季刊以下のペースでやっていってくれれば、負担を高めずエロが読めるのではないかと思う。
ただし、大王やアニマルやエイジの底引き網方式(+使い捨て)はさすがに、許しがたいケースもあって。アライブは……、國津COMEBACKは本音だが「神ぷろ。」も好きで悩ましい。國津以外の作家は特にどうとも。RINの二の舞を他誌に踏ませるな。
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- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/02/20
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