遠くに行きたい。


なんとか凌いだが、一時的なものであり、根本的な解決になっていない。早いところ結論を出したい。そんな日々が続きそうなので、遠くに行きたい、です。先週、バンコクから帰国した友人から分けてもらった写真を見ながら思いを馳せる日々。




秋葉原の「ロケット」(民事再生)の看板を思い起こさせる蛍光。




タイと言えばmuay thai。ルンピニスタジアムのリングを3階席の遠景で。バンコクでは、王室系のラジャダムナンスタジアムと二大スタジアムに並び称される。地元人と観光客向けの入り口が別で、観光客のほうが4倍くらい入場料が高く、リングサイドは2,000バーツ(1バーツ3.8円なので7,600円)。日本と物価が5倍差くらいというので、日本のモノサシに直すと後楽園のリングサイドよりも若干、高いくらいになるのか。
3階席では、一応禁止されてる賭け試合が堂々と行われており、雰囲気は日本の競馬場、競艇場そのものだったとか。特定の胴元はおらず、様子見の1〜2ROUND目が終わった2分間のインターバル中に、○対○の掛け率を自分で勝手に設定して周りに呼びかけ、それに誰かがのってくればそこで成立。例えば、Aの掛け率にBがのって、さらにCがのる。Dも自分の掛け率を設定して、それにBやCやEやFがのる。5ROUND目まで試合が続けば、3ROUND目と4ROUND目の終わりにもまた、賭けが行われる(ここで試合展開がある程度見えていれば、掛け率が1対20とかまで開いてくる)。
例によって首相撲のシーンが多く、あと、がちゃがちゃとにぎやか過ぎる生演奏が試合中、ずっと流れていて、リング上でどちらかがRUSHをかけると、それに合わせて曲調も変わってくるとか。よく試合に集中できるよなぁ。




トイレットペーパーがなく、左端のシャワーっぽいの+指先で洗うんだとか。「慣れるもんだよ」。えー。




ピンボケでまったく何がなんだかだが、バンコクにあるメイド喫茶の店舗前だとか。




これもピンボケだが、路上で野良犬にエサを与える幼女。ここでカメラの腕の酷さを初めてののしっておいた。




バックパッカーがたむろすることで有名なカオサン通り。左隅の全身刺青の兄ちゃんが、元いた国になんとなく帰れないまま持ち込んだ金も使い果たしてずるずると居着き今日もぶらぶら……、という雰囲気をかもして素敵。




休憩中。




休憩中その2。ベンチの下の野良がいい味。




これもよく分からないが、真っ暗な幹線道路の向こうに、大勢の人ごみという写真。去年の軍事クーデターで追放されたタクシン前首相を担いだ旧与党のタイ愛国党に有罪判決で解散命令が出たことを受けて、解散命令に抗議するための集まりだったらしいとか。




仏教系の幼稚園の子供たち。ポロシャツの黄色は、高貴な色として人気が高いとか。まぁ、これからいろいろあるんだろうけど、すくすく育っていって欲しいと願いたくならざるをえない笑顔であるなぁ、と。