お返事をいただきましたので。

  • ラノ漫―ラノベのマンガを本気で作る編集者の雑記― - ブロガーの先達の皆様からいただいた御下問に答えを返してみるテスト

 http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20071001/1191264684#tb

あの記事はマンガ編集者一般について書いておりますので、私がやっているような特殊な仕事については言及しておりません。後日別エントリを立てて書くつもりでおります。

 楽しみが一つ、増えました。

編集担当が同じで、編集方針もおそらく一貫しているはずなのに、こんなにも面白さの差が一目瞭然なのは、何でなのか。

本日の1本目のエントリで書いた理由が1つ、後日書くつもりでおります「性格という名の才能」の問題が1つ、不特定多数の人間が見る場では書けない問題が1つの、3つの理由があると考えております。

 遠回しに投げていた「原作モノって、やりたくてやってるんじゃないネタも少なくないだろうし、その辺、苦労に見合うような名作良作問題作って、生まれにくいもんなんじゃないの?」というボールについて「1本目のエントリ」としてスイングしてもらったので、それについてもお礼を。というか、めでぃあみっくすマンガの成功不成功の境目って、どこだろ。売れたって、原作やDVDの売上を越えることはほぼ、ありえないわけだし。不成功事例ばかり頭に浮かぶ……、最近だとラッシュの「コヨーテ」とか。「フリクリ」は問題作ではあるけど。
 「性格という名の才能」についても楽しみにするとして、「書けない問題」は、たいていが毎回中身の異なるイレギュラーな理由であるがゆえに個別に具体事例をあげざるをえなくなるから、なのか、要因を普遍化はできるけどカネを出してくれる団体の体質の問題に触れるから、なのかは、ちょっと気になりますね(シツコイ)。

この雑記は、社員だと書けないけれども、フリーならかろうじて書けるという範囲を測ってやっております。たとえフリーでも書いたら干されるといったレベルの話題には言及できませんので、その辺はご理解いただきますようお願いします。

 了解death、というか、むしろ頑張ってらっしゃるほうかと。