隔週刊時代はコアな読者だったと思う。*1

けど、昔のことは別にいいや。
ヤンサンをつぶすこと自体は、それはそれでアリ。
問題は、それを受けた次の手。つぶして出来るリソースをどこに振り分けていくつもりなのか。

のような次の手を、どう打つのか。
ヤンサンは青年誌なのでアッパーズのケースが参考になるか。スピリッツ・スペリオールの底上げに振り分けるか。
アッパーズの見切りは「のびしろ」の長短にあったと思う。好調子、勢いの有無で言えば、読者視点でそれは間違いなくあったけれど、それ以上の展望が。
今のヤンサンの「のびしろ」はどうか?
アニメ化、映画化、ドラマ化の作品がまだまだ続々あるのに……、なんて本末転倒には、さすがに小学館のえらい人は陥らない。マンガ事業の今後がどうあるべきなのか。
他誌の底上げが狙いなら何故、スペリオールをつぶすという選択ではないのか。あるいはスペリオールも整理対象なのか。
グラビアはスピリッツでもやってるから2誌はいらない?
仮に。
リソースの振り分け先がヤンサン→サンデー本誌だった場合。
その場合が最も深刻だ。
旗艦誌が白ハタをあげたってことだから。
あだちや高橋といった固定の面子がまだまだ現役でがんばれているんだから、ほかの往年の面子だって……、という淡い期待。
サンデーというブランドを、そこまでして守る、守らなければならない、と考えているのではないかなぁ。
皆さん、サンデーを続けてほしいですか?