永田町「国会図書館 6F食堂」+ ケータイマンガ品評 補の1
「Bランチ」(600円)。日本の図書館の総本山で、すげえもん出してくるなぁ、という代物。
ぎとぎとした靴べらのようなものは、豚肉の焼いたの。ビーフジャーキーに刻む前のを流用? 味無のパスタは、細いのと平べったいのが混在。というか、どうも切り損ないっぽい。コードを噛んでるよう。冷水器から出るほうじ茶、緑茶はすべて室温。味噌汁はチューブ味噌を練りだしたのをお湯で溶かしただけ。香の物のキンピラも豚と同じく何故かベタベタ。無料で大盛りに出来る白飯だけ及第。その後、口直しに新館1Fの喫茶店で「スペシャルブレンド」(310円)。ほんの2席隣の外人が食べてたカレーから、スパイシーなニオイがほとんど漂ってこない。おかげで微かなコーヒーのニオイがかき消されずに済んだけど。
読子はよく4年もここで暮らせたな。
♯
目当ての「電子コミックビジネス調査報告書 2007」を複写制限一杯の100ページ依頼=2,620円。とりあえず一番笑ったのが「電子コミックアンケート」の“これまで最も面白かったコミック”(214ページ)という調査で、1,000人前後に聞いたところ「ほとんどの回答者が「特にない」という回答」だった、という結果。285票あったという有効回答の上位も「ONE PIECE」とか「北斗の拳」とか「花より男子」とか評価の固まったメジャーどころばかり。アンケートになってない。売上やダウンロード実績という形で「記録」に残っても、読み手の「記憶」に残らない。現状のケータイマンガ市場は、そういう一面を持つ。それとも、正直に答えにくいマンガばかり読んでるのかな。あと、自分が「ページ単位」という造語をあてはめていた閲覧方法が「スクロールビュー」という言われ方をされていた。「コマ単位」は「紙芝居ビュー」と。ほとんどが紙媒体からの移植(あるいは将来的な紙媒体での販売を前提としたPC・ケータイ向け作画)という現状を考慮すると、「ページ単位」「コマ単位」のほうが自分はすっきりするんだけど。いかにもセルシスが営業用広報用にあつらえたかのような、カッコ良すぎる用語は拒否したいね。