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- ZERO1 YARISUGI FOREVER 2 at 後楽園ホール(http://battle-news.com/battle/2011/11/000807.php、http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2011/2011110901/index.html)
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- メインマッチは澤宗紀(さわ・むねのり)引退試合。自分にとっての澤は、DDTの郄木社長といつもいっしょで、常に笑いを振りまいている気のいいあんちゃん、でも鋭い蹴りやエグいパンチではっとさせてくれる、本気だしたら強いんだろうけどもしかしたら最大の武器はその笑顔かしら、といった位置づけの、まだまだこれからというレスラー。惜しいことに引退してしまう。本当に惜しい。悔しいくらい惜しい。3日前、お先に引退してしまったランジェリーも含めて、とてもとても惜しい。4日前に解散したバトラーツと浮沈を共にしてしまった澤。バトラーツは、競艇場でやった無料試合を1度、田中稔が新日本移籍を発表した2000年の後楽園ホール大会を1度、計2回しか観たことがない。そんな自分が、解散興行に足を運ぶ資格はあろうかと思い、新宿FACEを見送った。けれど、今日は目に焼き付けておかないと。
- 今日は、南席は前3-4列だけを使ったコンパクトサイズ。カメラのある南の2倍以上の数のお客が、北に。当然ながら、カメラのほうを意識した試合になるので、北のお客はちょっと不満を感じたかしら。
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- YARISUGI FOREVER 澤宗紀引退試合 澤宗紀vs日高郁人
- 澤は笑顔レスラーなので、ワザをくらってもあまり痛そうにみえないときがある。渋面レスラーの日高とやると、特に。痛くないわけはなくて、引退を決めたのだって、体のそこここの故障が理由の一つだろう。でもやっぱり、四の字をくらっても、エルボーをくらっても、バトラーツ仕込みのバチバチを体中に打ち込まれても、「おぉふ」といった顔でうっぷとはなるけれど、心底効いてるように見えない。それが今日は、さらに一歩踏み込んで、日高のハイキックをくらって、ニヤニヤ、ニヤニヤとしてる。そのニヤ顔で、日高の額にグーを打ち込み、指の骨を痛がっているときも、うがーという感じではなく、いててて……といったニュアンス。
- そのように思いながら終盤、オ卍固めのときの、やってやるぜ!という大口は、ちょっとぉお本気?とクルものがあった。そして、スタミナが切れかけた最後の最後、日高のハイキックを立て続けにくらい、澤の顔から表情がなくなっていった。表情のない澤を初めてみた。KOのゴングを聞いて、正座の日高にはって近寄り、よろよろと立ち上がった澤は、また笑顔に戻っていた。
- 試合終了後も、関係者から花束を受け取っているときも、「引退するな!」という声を自分の聴覚の及ぶ範囲で耳にしなかった。もちろん、澤の引退が惜しくないということではなく、そんな声をかけて澤を困らせたいファンが誰もいなかったということなんだと思う。だってすごい笑顔だったもの。
- YARISUGI FOREVER 澤宗紀引退試合 澤宗紀vs日高郁人
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- NWA UNヘビー級選手権試合 ハートリー・ジャクソンvs植田使徒
- 植田の頑張りが目についた。
- NWA UNヘビー級選手権試合 ハートリー・ジャクソンvs植田使徒
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- インターナショナルJrヘビー選手権試合 菅原拓也vsショーン・バーネット
- 本来、菅原と戦うはずだった選手が肋骨骨折のため急遽、バーネット戦に変更された。菅原が始終、億劫そうにしていた。
- インターナショナルJrヘビー選手権試合 菅原拓也vsショーン・バーネット
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- 藤田峰雄&橋本大地vsフジタ“Jr”ハヤト&横山佳和
- 試合後、レフェリーが「大地選手は70戦目にして初勝利です!」とコールして、えーそうなんだと。大地の試合は、期せずして、両国デビュー試合と初勝利試合をナマで観たことになった。
- 藤田峰雄&橋本大地vsフジタ“Jr”ハヤト&横山佳和
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- 澤の入場テーマ曲。笑顔で、また。
- 別冊少年マガジン 12月号