前回のティアの後、東北を走ってきた。


tohoku  (1)
利根川に沿って東に走ると、まだ、タンポポが満開の季節。


tohoku  (2)
鰻資源の枯渇が叫ばれる中、霞ヶ浦では鯰がバーガーになって地元興しに貢献していた。右奥のメガネは、バイク用に弦の先を切り落としたもの。


tohoku  (3)
3年前に訪れたときは、ひび割れだらけで地面から50cm近くも浮いたアスファルトが放ったらかしだった、いわき市の水族館の近くでは、巨大な橋の建造がはじまっていた。


tohoku  (4)
一方で、国道6号線の通行規制は解けず。放棄された消防署の前で待ち構えていたPOLICEが「ここから先はダメ」。座席の上の簡易シンチレーターは1.2μシーベルトをさした。


tohoku  (5)
6号線をそのまま走れば30分ほどで抜けられる土地を、西→北→東と大回りする途中、山積みがあちこちに。


tohoku  (7)
有備館という、江戸時代の庭園で一休み。本当はこちらに来る予定ではなかったけれど、前日に風邪で予定ルートをリタイアして、病院→(タクシー)→宿→(翌日タクシー)→病院→バイク回収を選択したため、ルート変更してショートカットした道の途中、たまたま立ち寄った。


tohoku  (8)
鳴子温泉は、とにかく羽虫の数がすごかった。なぜ、こんなに、というくらい。でも泊まった宿のスタッフは誰も気にしていない。


tohoku  (9)
慈恩寺という8世紀に建てられた寺。本当は半日くらいぼーっ眺めていたいが、病み上がりのため、距離を稼げるうちに稼ぐため、30分ほどで後に。


tohoku  (11)
雨で駆け込んだ福島博物館。そういえば「ノビタの恐竜」のネタ元はここだったと、フタバスズキリュウの模型を前に気づく。


tohoku  (12)
最終日の宿は不思議空間だらけ。ロビーに突き出た犀。別に仕掛けで動いたりはしない。


tohoku  (13)
オーナーの悪趣味さがこれでもかと露呈されたパーティーホール。ミラーボールに子供用の玩具の馬、鯉の剥製、サイケなカバーのソファ。紅白の壁は、きっと中に誰か塗りこめられてるんだろう。


tohoku  (16)
一応、混浴ということで期待して向かったが、あいにく本日の泊まり客は自分ひとりだった。煤けた、スキマだらけの塀の向こうはローカル線が走っており、動体視力が良い乗客には見られ放題。


tohoku  (15)
湯船の向こうからこちらをからかうトーテム。オーナーは、パプアニューギニアかどこかに知己がいるのだろうか。


tohoku  (17)
最終日、地元で敬われているかどうか分からないが、なんとなくご利益がありそうな樹齢1,000年超のケヤキにあいさつして帰路へ。


tohoku  (18)
この旅で一番うまかった食べ物。せんべいでもなく、クッキーでもない。歯ごたえと甘みの調和が、初体験の域だった。残念ながら明日の会場にはもっていけませんが。



シルバーウィークは、またどこか別の土地を走ってくる予定なので、勝手に報告します。