コミティア118

  • まず、小路啓之先生の冥福をお祈りします。購読してアフタヌーンで読んでた「イハーブの生活」からのファンでした。
  • ちょっと肌寒い? いや、昼から暑くなるはず……と迷った末、Tシャツの上に長袖シャツで国際展示場へ。10:30頃、最後尾に到着。10:45を過ぎたあたりから陽射しが熱を高めてくる。もう一方の候補にしてた、保温効果付きのタートルネックを選ばなくてよかった……。
  • 最初に向かった東3ホール方面。新刊くださいをしていると、シャッターの空いたほうから突風が吹き込み、まだサークル主が来ていない机の上のチラシが飛んでいく飛んでいく。ディスプレイが倒れるところも。ホールの場所によって寒暖差がはげしかったのではなかろーか。
  • 夏コミで買い逃していた、イラスト集のVol.11と、今回の新刊のVol.12を《もちほっぺ堂》で。なんだかもう全てがいい。
  • 《猫街》で新刊のオマケに15周年の記念クリアファイル。10周年の時は、くじ引き式のバッヂプレゼントだった。5年前のことが昨日のことのようとは言わないが、1、2年前のことくらいには思える。会場の隅の商業ブースで、1月と7月に連載してる緑髪少年の話の単行本化告知。
  • PIXIVコミックで紹介されてます?だったか掲載されてます?だったか、そういう趣旨の告知が書かれたお揃いのミニフラッグを、何ヶ所かのサークルの机の上で見かけた。関係のサークルが一緒に作りあったというより、なんとなくオフィシャルの匂いが漂ってくるしっかりした作りだった。オフィシャルだとすると、自社の宣伝と同人のサポートを兼ねた協力をしていることになる。なかなか興味深い。
  • ずいぶん長いこと同人活動にごぶさただった《臨終サーカス》が帰ってきた! ぼさ子ちゃんの新作コピー誌で。電書版を購読したりしなかったりのエッジで「クライシス・ガールズ」連載中。年内に第2巻発売。1巻は紙版で購入。これからもWEBで必要以上に露出しない作家でいてください。
  • 2年ぶり参加の《うみのねこ》。フィールヤングに掲載された読切群が11/8に単行本化と。読切が掲載された号は、やっぱり電書版で買っていた。フィールヤングはフィーヤンと略すらしい。紀伊カンナのWEBサイトでそう書いてた。
  • ほかには、《かりあげサン》でしおやてるこの新刊や、サードで「にじいろコンプレックス」を連載中のばったんの《まばたき星雲》の新刊、伊藤正巨の《プラテート》でオフセットなど。
  • 《カスピトラ》改め個人サークルで参加の《ヤショープ》。WEBコミックガムで連載準備中とこちらも楽しみ。
  • 今回のサークル参加はなかったけれど、今後の商業デビューが決まっている最注目は、11月売りのハルタに載る、《ROAD KILL》のHebmullerの「HEXEN HAMMER」。がんがん壊し、殺しまくってくれるはず。
  • P&Rに掲載されてた「成年漫画批評大観」に興味をもって、5年ぶりに買った《咆哮剤》。確かに「一緒に新堂エル展を観にいきませんか?」は笑える。そして「変身」も確かに名著。
  • 待ち遠しかった《れっせぱっせ》の「SHOUT!」4巻。一緒に買った読切2冊も良い。
  • 極レジが《いません。》として参加。新刊の「COMATAN DX」はだるま少女3人との面白おかしい生活を描く。なんだこれ。
  • 今回、一番収穫だったと感じたのは《たけのこ》の「ゆみりちゃんの世界で」。極レジとは全く別の意味でなんだこれ。じっと我慢の末、好意を寄せてくれた少年に爆発する主人公女子高生、少女を支配下に置きつづけようとする“友人”の女子高生、2人の内面と関係の掘り下げがとてつもない。後書きで2人を「普通にそのへんにいる子」と言い切る著者も(はっと気づかされたが、確かにそうだ)。読んでる間中、ずっと軽い動悸が続いた(思い出さないようにしているが、自分の10代にもきっとこの関係があった)。未入手の人は、来週末の読書会で是非読んでほしい。
  • 《コーヒーのシミ》で、《明るい農村計画》という音サークルとコラボした楽曲ダウンロード付きのイラスト集。一応試聴して購入。ビートが効いてる系の……というくらいの理解で、ほぼイラスト買い。ダブステップ?とかいうんで?いいのかな? 「Holiday (tamame Remix)」という曲がノリよく良かった。巻末に収録されてる、曲を作った方たちの歓談コーナーで「ベースラインハウスが生まれなかった世界観のガラージを俺は追い求めている」「あー、なるほど」なんて遣り取りがあって、(どうもガレージの誤植ではないらしい……)と畏怖する。神保町のJanisのTECHNO/音響コーナーで店員オススメをジャケ借りするくらいが関の山の自分が買ってはいけないタイプの同人だったのでは……。
  • 企画コーナーでは、アニメ映画版「この世界の片隅に」の予告編上映や原画展示など。観てもいいかなと。
  • 見本誌コーナーで、目立ちにくい感じの位置にビデオカメラ設置を確認。悩ましい……。
  • ハロウィン1週間前ということで、いつもより振る舞ってくれるサークルが多めだった。自分は、坂本慎太郎の新譜をディスクユニオンで買ったらついてきた特典のミニエコバッグにチョコクッキーなどを入れて。この前まで使ってたビニールの巾着袋より、取り出しやすい。
  • 足元は、先日買ったMIZUNOのウォーキングシューズ「WAVE LIMB DT 2」。7,000円くらい。ちとダサイと言えばそうだが、ヒザや甲の痛みと引き換えにするほどの体力はもうないと自覚した。さらに、モンベルの分厚い登山用靴下でクッション性を高めて。3ホールを終了間際まで歩き続けた割りには、ダメージを抑えられたと思う。
  • 購入総額は38,500円。3週間前の関西ティアで散財したことはもう忘れた。
  • 良かった新規開拓どころは《TKジーザス》《クラゲアイス》《UNCOxxx》《チカラクラ》《TEMPEST》《SLAP STICK.》《おむすび5》《RENMO》《レイトショー》《大福繁天》《しろたま》《東に385歩》《SARU》《碧礫亭》《自由漫画集団ラスコー》など。
  • 《TKジーザス》の「ブスだけどエロい姉」シリーズ。ブスじゃないよ……これじゃ可愛いじゃん……。
  • 《大福繁天》の落書きコピー誌。なんか全てのイラストがツボに入る。
  • 《RENMO》では「ヨモヤモノ」というシリーズ4冊を全部くださいで。
  • 《レイトショー》で脇汗多寡症の女子高生の読切。本のおまけに脇汗バッド2枚をもらう。有り難く使わせてもらいたいと思ったが、これ、剃らないと使えないかな、やっぱり。
  • それと、前回の購入分は↓。