今日のモニター

 MITSUBISHI「RDT195S」に60,000円ちょい出す予定で秋葉原に向かったはずだったのだけれど。



 今これを書いてるモニターは、「GA980IK」秋葉原によく行く人なら、木材組みの店内レイアウトでおなじみのフリージア5号店で、大陸系の店員と値切り交渉の末、購入。店頭表示価格税込56,800円のところ、何度かアップダウンを繰り返させて、まぁ納得できる範囲で決着。
 どうやら、クイックサン「GA980」に何か手を入れたタイプらしい。
 いままで使ってた15インチ・TFT・1024x768の「MAG565」は、日本プロビューとかいう、カカクコムにも登録がない正体不明のベンダーだったが、クイックサンという会社も自分はまったく知らずに、光沢画面・19インチ・応答速度の条件を満たしていたので購入した。
「MAG565」は、2002年1月の購入当時50,000円前後したはずだが、まだその頃は、光沢画面モニターはほとんどなかった。ラオックスかどこかで、展示商品のうち手を出せそうな値段の光沢画面モニターが、それしかなかった。「GA980IK」のガラスコーティングは、説明どおり反射率は低くてかつ滑らかな雰囲気の画面。これに関しては満足。
 今度のモニターはスピーカーがついてないので、フリージアを出てふらっと入った斜め向かいのパーツ店で、ELECOMの「MS-75MA」を2,980円で購入。


 ところで、応答速度という指標の店頭表示や取扱説明書表示は、あんがいいい加減なものかもしれない。
 クイックサンの「GA980」は応答速度25ms。「GA980IK」の応答速度は8ms。店頭表示の「GA980IK」も8msだった。ここまではいい。
 でも、「GA980IK」は取説では約20MS。

 約?

 さらに書類をよく探すと、ペラ紙が1枚入ってて、表記に追加項目がございます、とある。
 応答速度を

  • 20ms (黒→白→黒)
  • 8ms (Gray to Gray)

に追記する、という説明。
 よくわかんねーよってことで、ググル様に伺いをたてると、ここ(http://home7.highway.ne.jp/subtea/guide/clm_03lcd_rt.htm)の

この「応答速度」というスペックですが、画面を白→黒、黒→白と変化させた際の応答速度を表しています。つまり、中間色→中間色の速度については考慮されていないスペックとなります。さらに困ったことに、白→黒や黒→白に変化させた速度と、中間色→中間色に変化させた速度では、一般的に後者の方が圧倒的に遅いのです。例えば白→黒は 4ms の応答速度の液晶があったとして、中間色→中間色では 40ms 〜 50ms まで落ち込んでしまうといったこともザラです。しかしカタログにはそういった欠点は表記されないので、各メーカーともカタログスペックだけが 16ms → 12ms → 8ms と高速化していっています。

という説明が参考になりそう。
 Gray to Gray=中間色 to 中間色の数字が小さいほうが性能が良さそうなので、GA980IKは、通常とは黒白黒と中間色⇔の関係が逆転してるの? 

 まぁ、昨日、まんがの森池袋店で1枚2,000円で廉売してたんで買った未開封低俗霊DAYDREAM」の3巻と4巻は、メディアプレイヤーで、割合滑らかに動画したので別に構わないかぁ。
 1,000円出して、ドット抜け交換保証もなんとなくしたが、案の定見つかった青色一箇所の抜けも、やっぱり別にいいやという感じだ。それで何の不利益があろうか。




※【メモ】……なんかいろいろあったみたい。日本プロビューのその後の顛末。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/archive/news/2005/06/20050607ddn001040025000c.html

「日本プロビュー」はイカリ社の持ち株会社「リアルアンカー」が100%出資した会社で、当時、イカリ社内に事務所があった。リアルアンカーはイカリ社元相談役の片山慶樹容疑者(54)が筆頭株主で、特捜部はシステム開発名目下に融資をだまし取った案件にも片山容疑者が関与していないか慎重に捜査を進める。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/news/20050608ddf041040008000c.html

関係者によると、辻本容疑者らは02年秋ごろ、片山慶樹容疑者(54)=詐欺容疑で再逮捕=が実質的に支配するIT関連企業「日本プロビュー」に対し、旧一冨士社がシステム開発を委託するとの契約を結んだ。その開発費用として同社子会社のリース会社「イリックス」(昨年8月に破産)が銀行から約6億円の融資を受けた。しかし融資金の大半を別の目的に流用したため、その後はイリックス名義を使わず、旧一冨士社名義でシステム開発を名目に信用金庫や銀行からさらに約6億円の融資を受けた。
こうした融資金は、経営が悪化していた旧一冨士社の運転資金に使われたり、「日本プロビュー」や片山容疑者が筆頭株主イカリ社の持ち株会社「リアルアンカー」に流れたとみられる。