今日のなんだかよく分からない――疲れてるらしい


 夏コミで買った同人誌で一番驚いたこと。

 「KITTE HATTE 喧喧諤諤――ラクガキとロシア旅行記」(速水螺旋人“ボストーク通信社”)の後書4コマで、喫茶店などで目の前にいる人に、手元のグラスの水をぶちまけたくなる誘惑にかられるいうネタがあって、自分以外にそのような衝動と頻繁に戦っている人がいるのだなぁ、と。
 自分の場合逆に、先に相手から水をかけられたい、という衝動とも戦いつつなのだが、その場の雰囲気がうまいく流れてなごやかに充実してきそうになると、いつもそのことを考えてしまう。



 そういうときは、いつも帰り道、自分はこの衝動を直さないと、いつまでたっても幸せにはなれないんじゃないかと思う。



 目の前のグラスの水やお茶を早々に飲み干しにかかったときは、そういういたたまれない気持ちが湧き上がってきているんだな、と思ってください。