今日も省力更新。

 深夜放送を録っておいた「ロッキー1」を見ながら。コミックハウスの女性の店員って雰囲気がエイドリアンに似てる。

 前回の省力更新で触れた去年の古雑誌の束は、夜の12時に集積所に運んで、車が来る前に朝のぞいてみると、10束すべてなくなっていた。100円露店でラッシュとかアフタとか阿ロ伝の月遅れの大量陳列を見かけたら、それです。ハガキは全部ついてません。変な汚れはついてません。お買い得。

 久しぶりに、半泣きで話す大人との対話。実直さが美徳にならないケース。最善を尽くしてるつもりのことが、逃げ回ってると捉えられてもしょうがない。200百万円分の手形がどこに回るのか考えたくない。こちらに謝られても。

 「大久保町の決闘」は初読から10年経っても面白かった。電撃文庫版とラストがちょっと違った。旧版のあっさりしたラストより、紅葉が積極的になっていて(旧版では兄の清美がくれたペンダントを紅葉が直接渡してくれる)、早川版のほうがいいかな。

 ティアズマガジン80。シリウスの広告で「アナスタシアの親衛隊長」が新人賞を受賞したtonoが、7/26発売号から連載開始と。ただし「第5回入選作家が連載開始」となっているので、tonoからまた、PNを変えるのかも。12:00からと14:00からの故米沢代表を語るトークショーは、聞いてたら二倍になった会場を回りきれるはずがない。残念だけど見送るので、誰か隅から隅までレポートしてください。<お-16b>にサンクリで初出陣したあの人が。色紙もらおうか。

 コミックヴァルキリーから、イチオシ作家の色紙がプレゼントで届いたので、もう1週間戦える。ただ、創刊号のやつ、というのが。9ヶ月押しか。

 統一地方選。東京の開票は明日だった。地方は現職ばかり当選。実家の地元の町長が400票差で当選していた。市町村合併しなければこういう面白いことが起きるのに。

 アフタヌーン6月号。新連載「チノミ」(吉永龍太)。登場人物の顔が、全員、不細工な女芸人という感じで非常にアクが強い。ファミレスでこんなヒネタ顔をしてる若者は、いかにもいそうだ。よく観察してる。日曜の夕飯は、必ず一家4人揃って、「血料理」を食べなければいけない決まりに、イヤケがさしてるフリーター男21歳。ネットで広まる「チノミ」の噂を耳にして動揺が収まらない夜が明けると、近所で血を抜き取られた女性の死体が発見されて……。カラーページで、豆乳がよく入ってるタイプのテトラパックからボールに注がれる紫色の液体は、血には見えないよなぁ。絵の具を溶かした水だ。ここ数年の四季賞受賞新人は「宙のまにまに」とかを除いて、泥臭さの強い絵柄と話が少なくない。1000Pオーバーを目指してた頃に入社しアフタヌーンにすぐ配属された吉田昌平社員が2004年から編集長になって、一番雑誌全体が泥臭かった93-96年頃のテイストが強まってるように思う。ティアズマガジンの「編集王に聞く」で、当時のアフタ時代にずいぶん鍛えられたようなことを語っているし。前回の四季大賞作品は、かわぐちかいじの選評に加えて、アフタヌーンらしさより、マンガの原点に近い点を選考基準のひとつにしたと。選考結果が載った最新の四季賞は、大賞作品が話題になりそう。ギャグも青春も、大賞になるのが、新しいアフタらしさ。