省力更新。


シリウスから出戻りした加藤和恵の新作読切のために購入したジャンプSQ増刊セカンドは、本誌へのプレリュード扱いの武井×スタン・リーの巻頭マンガが、ト書きナレーションでしつこいほど状況説明を入れてるのがアメコミチックだなぁ、とか。SWAT隊員のメガネ+出っ歯は日本人だと分かりやすいようになのか、一巡りしたパロディなのか。加藤の読切は、加藤流のセカイ系ストーリーなのかしらね。本誌で連載を持てるように祈りを込めてハガキを送ろう。



で、話は代わって、総合で再放送してたNHKのライバル特集。画面に映されてた販促資料の「シンボリック・ターゲット」の説明に、

  • 首都圏に住む公立中学生
  • 普段読んでる漫画雑誌は「ジャンプ」
  • 運動部に所属しているが補欠

とあって、え? 地方はマジで切り捨てなんだ? そこまで状況はキテますか…… とか、補欠ってまぁレギュラーの奴はマンガ読んでる暇なんてないだろうけど中学程度なら個人競技は中体連とか一応出るだけは出してもらえたりするんじゃないのレギュラー云々よりストレートに体育で人気モノに慣れないタイプでいいんじゃないの、とか。それと、「ジャンプ読者」を狙ってるってところに関して、自分が創刊号読んであまりピンとこなかったのは年のせいともうひとつ、明確に「ジャンプ」読者だった時期って過去一度もないせいなのかなとか考える。根深いところで実は「サンデー読者」なのだ、きっと。今はもう、「月光条例」だけ立ち読んでるロートルなんだけどね。
「機械少年メカボーイ」の新人作家に描き直させた新ヒロイン案に「(ストーリー進行上の登場順で)3人目くらい」「FF7のニンジャ(=ユフィ)」とダメ出しする編集者。分かりやすいけど、そういうアドバイスの仕方でいいんだ。いや、やり直させた新々ヒロインのほうが、自分も好みっぽかったけど。つーか、連載1回目にはまだ登場してない。何とも。
1,000ページ以上という分厚さにはほとんど触れてなかったけど、新人ばかりの誌面構成にする以上、どれかは当たるだろう、という作品数は必要になるわけで。ジャンプSQの絞込みは、ターゲット分析をジャンプ本誌の歴史でもって積み重ねてきたから出来たことで(それでも目論見通りヒットさせたのはすごい)。
一方でライバルは確かに手探りの部分が大きい。イチから作り上げる苦しみ喜びにもっと焦点をあてた番組構成も見たかった。あと、ねこカフェ行きてぇ。



BIRZで先々月から始まった「がらくたストリート」はゼロ年代究極超人あ〜る。いまさら山田穣ブーム到来です。とりあえず既刊をそろえるため都内のエロマンガ屋回ったけど、シンユウ社から出た復刻版「扉をコジあけて」しかありゃしない。



残念です。エンジンかかるまで話数かけ過ぎたかなぁ……。増刊で応援。



英語翻訳の日本のエロマンガ。やっぱり修正ってしなくていいんだね、向こうは。最近作だと東雲太郎の「SWING OUT SISTERS」とか糸杉柾宏の「お姉ちゃんのお願い」とか。1冊20$前後。日本のほぼ倍の値段。カタログは1冊5$。



上のHPで紹介されてたブログから。



ここから視聴してみたんだけど、「GAME」に比べるとアイドル歌謡っぽいというかポンキッキで流れてそうなノリというか。彼女ら3人をよくフュ−チャーしてるのは「BEST」のほうなのかもしれないけど、「GAME」から入った自分は、RENTALならいいか、というくらい。アルバムとしての「GAME」は今後、間違いなく愛聴版になるだろうけど、彼女ら3人を追いかけるようになるかは分からない。彼女ら3人を聴いてるのか中田ヤスタカという人のセンスを聴かされてるのか、どちらなんでしょう(「砂の果実」の坂本龍一中谷美紀でも同じようなことがきっと言える)。



ところで28年前の音源なのにアホみたいに音がいいなぁ。