重い雑誌を束ねる作業を最小限の労力で。


だいたい季節の変わり目の度にめぐってくる、溜まった雑誌を資源ごみの日に出すjob。このjobで一番億劫なのが、雑誌の束をひっくり返し、ヒモで結ぶ作業。ひと束4〜5キロはある雑誌の山を崩れないように押さえながら、逆さにしたり横にしたりしながら結んでいく作業は、一度の作業で十数個にも及ぶことがあって案外と体力を使う。冬場なら、手が紙で切れたり荒れたりしやすい。束をひっくり返していると、床にドタンドタンと響いて、階下の人に悪い。ホコリだってたつ。


それで、なるべく労力をかけずに雑誌をヒモで結ぶ方法はないかしら……と探して、見つけたのがこちら。



新聞紙・雑誌等の紐の結び方: 哲さんの楽書(らくがき)
http://papageno620.cocolog-nifty.com/zauberflote/2008/02/post_a994.html



こちらの、交差したヒモの上に雑誌の束を乗せるやり方なら、手間は一度きり。かさばる束の下にヒモをくぐらせたり、雑誌の山を崩したりする心配がない。かーなり使えた。実際にヒモの上に雑誌を置くとこんな感じ。



ポイントは、ヒモの長さ。短すぎれば雑誌の束を結びきれないし、長すぎればヒモがあまって勿体無い。ハサミで切った寸足らずのヒモが何本も残ってしまう。でも、じゃあ適度な長さはどれくらいになるのか?というと、雑誌の厚さや冊数で変わってくるので、それも掴みづらい。
それでいろいろ試してみて、ひと束の大きさをB5月刊誌*1で8冊分とした場合、

  • 左上の円の直径は、雑誌の縦の長さ
  • 右側と下側にはみでたヒモの長さは、雑誌の縦の長さの2倍

を目安にすると、余りもせず足りなくなることもなく結ぶことができた。
8冊分というのは、自分が、両手に束を抱えて資源ゴミ置き場まで無理なく往復できる限界の量が基準になってる。


もっとも、人によってひと束の適当な冊数は違うし、こんなふうにイチイチ測るのは実際、面倒。どうせなら目分量でテキパキ終わらせたい。
で、またいろいろと試した結果、自分は、

  1. 雑誌の束の周りをヒモでぐるりと囲む
  2. ヒモの交差点を起点に、雑誌の縦の長さの2〜2.5倍くらいまでヒモを伸ばす
  3. 雑誌の束を持ち上げて、交差点の上に乗せる
  4. ヒモを切って結ぶ

という手順に落ち着いた。
これなら、ヒモの長さをイチイチ気にせず、ほんのちょっと雑誌の束を持ち上げて、ヒモの交差点の上にずらすだけですむ。



ヒモの結びは、こんな感じ。
画面の右からきてるヒモの交差は「下・下・上・下」、画面の下からきてるヒモは「上・上・下」となってる。




交差したヒモの両端を引っ張ってから、固結びする前の状態。固結びじゃなくチョウチョ結びにすれば、後でほどきやすい。



お試しあれ。





*1:1冊の厚さの目安はアライブとかREDとかBLADEとか。アフタヌーンや大王ほど厚くなく、リュウやLOほど薄くもなく。