コミティア111

  • いやー寒かった。きらきらの陽の光のもと、寒風吹きすさぶ東駐車場。2ホール開催で前回よりは参加者もそんなに多くないんだろうし、こんな凍える日に待機列を駐車場送りにするなんてそんな無体なことは……って、隣の1〜3ホールを全部使ってオンリー開催ですかぁ、じゃあガレリアも混雑するししょうがないかぁ。でも、鼻の奥の奥まで侵入してくる冷気にはほとほと参った。来年の2月のティアは、待機中につけるためのマスクでも用意することにしよう。
  • 《クソライダー》で位置原光Zの5年前のオフセを再購入(多分、買い逃してる)。《大作戦》としての参加より、こちらへのゲスト参加のほうが出席率が高そう?
  • ドキドキしながら足を運んだ《木持アート出版》。真面目一直線な壮年のおじいさんが丁寧な対応。なんというか、日の目を見てほしいなど余計なことを思う。
  • 《ポ!》で、コミックリュウ龍神賞受賞の件は特にPRしておらず。ここ何年かは、読者投票式の「登龍門」のほうが注目度高い?
  • なぜか《MOSAIC.WAV》が参加していたので、試しにマキシシングルを購入。去年の夏、民安ROCKのライブを観に吉祥寺に行ったとき、ゲストに登場して、キンキンのアニメ声にびっくりした。あと関係ないが、ライブから帰宅した夜中、あきらかにライブ会場のエアー中の菌にやられたと思われる高熱を発症し、翌々日まで丸々寝込んだので、次から天井の低い地下の会場にはマスクしていこうと思った(ビッグサイトみたいな天井の高い会場ならさほど空気も混濁しない)。
  • いつもに比べて、たくさんのサークルでお菓子の交換をしたような。2週間後のバレンタインとはほぼ無関係に。《熊の有頂天》では豆と交換。まくよー。
  • 《東山神兵》の新刊がいきなり宇宙モノ。ここの本がゾンビ出さずに宇宙モノってすごい飛んだなぁ……途中でやっぱりゾンビが出てきた。空気なくても生きられるんだろうから、ロボットの代わりに太陽系外探査に出すのもアリなのか。
  • 《0324制作所》で3月頃から新連載開始予定とのこと。「蓬莱ガールズ」はアレな結果になったので、そうならないように応援したい。
  • 《Zulu_Mix》は《うだつフラット》にサークル名変更したということでいいのかな。
  • 前回110で買い逃していた、《スタジオキノボ》で、もけお、の作品の再録集。あと2冊くらい買って、いつでも読めるように部屋毎に置いておくくらいでも良かったかも。
  • プロレスの味方ですシリーズの《にこらてすら》で、ブシロードのではなく、20年前に週プロのベースボールマガジン社が出してたレスラーカードを無料配布していたので、平成維新軍時代の小原道由をいただいてきた。今になってみれば、特別好きな軍団抗争とは言えないのだけど、自分のプロレス熱の始まりが維新が活躍してた時代の新日であったことは紛れも無い。
  • 《Second wind》が自分もサークル参加し始めた大きな理由の一つなんだ……という立ち話。はっきり言って自分以外に大好きという発言をナマで初めて聞いたので、うれしいやらびっくりするやら。どのサークルにも必ず(99%とかではなく100%)、複数の熱心なファンは存在する。
  • 最近ごぶさただった、《にび》の中の人の合同サークルということで楽しみにしてた《おちついていこうぜLL》がお休み。残念。毎回、スペースは確保されてる《夜目新聞社》も、新作がサークルカットのみという状態が2年ほど続いてて、そろそろ夜目分が切れそう。
  • 購入総額は39,450円。4万ちょっとしか用意してなかったので、終盤にサイフの中をのぞいて「あれっ? 徒歩帰宅になっちゃう?」とあせった。2ホール開催だし、そんなに散財もしないだろうとタカをくくっていた。
  • いつもの肩掛けカバンでなく、トート的なバッグを投入して望んだものの、微妙な評価をせざるをえない。いつものは、肩掛けのリード部が肩に食い込みにくい素材な一方でちょっとカバン自体が重め、トートのほうは軽くて薄いが肩への食い込みがきつく、総合すると肩への負担が軽いほうが分が良いなと。でも、こーいう目測を誤ったときこそ、軽くて頑丈なティア謹製紙袋が役立つ。200円で入手。改めて実用的で良いアイテムです。
  • 良かった新規開拓サークルは《森つぶみ》《ぶるかにろ博士と東と培養研究所》《うーぱー堂》《鋼鉄皇帝》《はしゃぐ。》《れっせぱっせ》《放送事故を待つくらいなら》《mulele redux》《灯》《鬱鬱》《Scurve》《江古田color》《となりのヨメ♡》《いいヘルメット》あたり。
    • 《森つぶみ》で、京都の船岡温泉を紹介したエッセイ的な本。まだ営業していると聞き驚く。10数年前、週2くらいのペースで通っていた当時で、すでに相当ボロ……味わい深いひなびた感をかもし出してた。確か、下宿している学生は風呂掃除する代わりタダで入れるシステムがあった。当時より風呂代も相当高くなったので、まだ続いているシステムなら、ありがたみが増してる。
    • ネットプリントを使って毎月、フリーペーパーを発行しているという《はしゃぐ。》で、ペーパーのまとめ本。《ボストーク通信社》のような1枚のペーパーにイラストとテキストを詰め込む作風。この手法を長く続けられているサークルは、センスがいい証拠と思う。過去のペーパーの電市版もあるというので、初めてboothを使ってみてもいいかもと思った。
    • 《mulele redux》では「マインドゲーター」という50年後の東京を舞台に空中バイクを操るメッセンジャーが活躍するサイバーパンクな第1話。セリフの日本語訳の冊子が付録。赤毛のBIGな外国人の人にポスカを渡され、そのまま見てって!と誘導されての購入。押しが強いのは別に嫌いじゃない。
      • というか、是非読んでって!的に声をかけられると、だいたい4分の3くらいの確率でその本を買っていくので、我ながらチョロい(笑)参加者だとは思う。今日は、アサラトという、相手の足元に投げ絡ませて転ばす投擲系武器のようなアフリカ産民族楽器をテーマにした部活動マンガを頒布していた《団体本部》でも、そーいった感じでホイホイと。ヌンチャク的なテクニックを駆使して軽妙に鳴らすサークル主の人にも感心した。
  • 次は5月の連休のティア……って、3月に幕張でコミケスペシャルもあるんでした。5年前に筑波(だったか?)でやったのは見送ったので、10年前のビッグサイト以来。また夜っぴいてやるなら、今度は夜中から参加してもいいかも。