月の向こうに「深宇宙」港を 宇宙機構が構想

http://www.asahi.com/science/update/0107/002.html

中間報告の構想では、地球から約150万キロ(地球−月は約38万キロ)離れ、地球・太陽からの引力と遠心力が釣り合う特殊な場所に、火星探査などの活動拠点となる深宇宙港を建設できないか探る。
宇宙船のような構造物を浮かべ、惑星に向かう足がかりにしたり、望遠鏡を設置して観測したりできないか、具体像を検討していく。

 そこに人が常駐するのか、あるいはできるのかが気になる。常駐するなら人数、交代期間はどれほどか。完全自動の無人センターってわけにはいかないような気もするけれど、人が耐えられるとは思えないんだよね。
 あとは、アメリカの月面基地構想に対抗するプランとして出してきているのか、あるいは月面基地工事完了後に目指すための目標として、なのか。まぁ記事中では、数十年後の計画、というあやふやなことしか書かれてないので、とりあえずそのくらい。

 どう国と諸外国を説得して予算枠を確保していくかとか、宇宙機構の存在意義をこれ以上小さくさせないためのハッタリ気味の発案にも見えるなとか、そういうことはまぁいい。