「群青学舎 ②」刊行記念 入江亜季サイン会 at ジュンク堂池袋本店


 昨日の1日。



 午前中、エアコンと室外機を結ぶホースのガワの修繕にきた工務店の人を迎えた後、出かける。ちょうど、べランダで羽を休めながら口ばしでカジカジできる部分のホースがぼろぼろになっていたので、大家が気を利かしたらしい。別にカラスを責めるきもないが。



 3時から野暮用があるので、早めに到着して、隣のスタバで珈琲とレモンスコーンを腹に入れて、地下1Fへ。1時間前の13:00の時点で、作家が着席する例の窪みに、まだ本を運ぶキャッシャーが横付けされた荷出し場状態だったので、店員に聞くと、30分前から並ばせると。大型の人気店らしい手馴れた対応というか、いちいち何時間も前から用意したりはしないのね。4Fに移動して、社会学の棚から拾った、ヴェーバー先生のイスラム感について書いた本を気晴らしに読む。
 店内放送を受けてエスカレーターで降りると、もう、20人近い列。野暮用の時間が。



 店員の告知で時間通りスタート。拍手とかは無し。うむ。男女比はきれいに半々。うむ。作者に渡すアンケートを書き込んだ後、この日に出たエロティクスFを読みながら待つ。「終わりと始まりのマイルス」で“子供が出来ちゃうから/そばに寄るな”とかにココロの中で悶える。「ぼくらの」は読んでないけど、うまい具合に力を抜かせて描けてるじゃないか、鬼頭は。



 順番がきて、2巻を渡してあいさつ。殿下とか万里雄くんとか小太刀姉妹とか漣子ちゃんとかのその後がコメントされたペーパーを大場編集からもらう。
 入江さんの印象は、そのまんまビーム目次の自画像。ひっつめ髪(という言い方は失礼なのか?)とメガネとシンプルなお洒落。なんとなくこちらからしゃべらないでいたら、そのまま3人ともしゃべらず、もくもくとペンを走らせる時間に突入して、マズッタ、と、挽回の算段を頭の中で講じ始める。初サイン会ということだからなのか、あきらかに緊張してらっしゃる……。キャラクターを描いてくれたので、誰を?という問いを無理やり。林に死体を埋めた昼田まど香嬢と。そういえばやわらかそうな黒髪と土で汚れた横顔が印象的だった。短編の中でも、土と草と木が多く描かれた作品は好きなほう。連載1話目の見開きで生い茂る植物の教室に目を引かれて、いよいよ始めてくれるなぁと期待していた。
 注文をつけると、濃い青色の遊び紙に黒ペンだったので、ペンは白色のほうが見やすかったか。
 近所の商店街で買ったドラ焼きを差し入れに渡して14:35退散。



 野暮用を日比谷で済ませて有楽町のインドカレー屋のひつじ屋で飯。いつのまにか食い放題(1,000円、1時間)を始めていたので、タンドリーチキンを3本食らって元を取る。ビックカメラでハイビジョンとフルハイビジョンを比較。画素が2倍差、ということ以上に、映像が全然違う。フルを見たら、無印を買う気にはならんなぁ。でも、フルは画面が最低32インチからなので、それが置ける部屋に引っ越すのが先。


群青学舎 二巻 (BEAM COMIX)

群青学舎 二巻 (BEAM COMIX)