石田氏のサイン会(http://www.toranoana.jp/shop/050306ishida/atsuko.html)の整理券をもらうつもりで、とらのあな池袋店に「アニメがお仕事」の2巻を買いに行くものの、平積みの新刊棚の前に立ったところでなんだか単行本を手に取るのがつらくなり、その足で新宿書店に「快楽天」を買いに向かい、そういえば今月号は巻頭カラーが「アニメ〜」だったなと、アワーズも買って帰って読んで、やっぱりつらくなる。「保証人なし 未成年 収入不安定 貯金なし」。「今はもうこれだけでいいや」。一乃がいつセックスするのか気になる(誰とするかはあまり気にならない)。なんで、このマンガは真面目な人と他人に意見をはっきり言う人しか出てこないのか。仕事の真っ最中に自分たちの仕事観を語りあう仕事場ってありそうにない。あと、自分はこのマンガの時代設定が20年ほど前のような気がして仕方がない。「今どき逃げるなんて」という制作進行のセリフからすると、現代なんだろうが。いまでもこんな時代感覚で現場が動いてるのなら、アニメ業界なんてところを目指す若い人が増えるはずがない。でも、若者は東京を目指す。自分も。


 で、その先は?