今日、気になったこと幾つか。
- どうにかこうにかやってます
http://home.c08.itscom.net/t-kanata/index.html
「カラミティナイト」の復刊にあたって、主要キャラの一人を性転換させる案へのアンケートを募集中。ハルキ文庫版のファンだが、良いとも悪いともなんとも言いがたい。復刊本は、買ったとしても前に読んだし……で寝かせてしまう確率が少なからず高いので、性転換なんぞがされてれば、さすがにいそいそと読むだろうとは思う。あと、西村博之のイラストで新キャラ少女が見れるなら、というお得感は、そそるものがあるかもしれない。
しかし、作品の根幹には関わらないと主張するのは分かるけど、売り上げを左右しないもんかな。こんなアンケートを募る時点で、そして性転換がなった時点で、立派な話題づくりだと思うけど。
あー、結論としては性転換して新鮮味が出るならそれもいいけど、百合百合うるさい読者がつくようだとウザイかな、と。
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http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html
サンデー編集担当全員実名と原稿料公開の2点ですでに圧巻。作者視点から書かれた、何様編集の生態は、サンデー側の主張も聞きたいが、それよりもやはり同業他社の編集や同じサンデーの作家たちのナマの声が一番だろう、裏づけ的なものを求めるなら。
ひとつ言えるのは、こーいう典型的な大手サラリーマン編集が作家や作品を殺してるのかもしれない、という懸念を脳裏に植えつけられてしまうと、自分は安心して読んでいられなくなる。……正確じゃないな。読んで楽しめはするが、語りにくくなる。面白いならともかく、面白くないとき。
マンガ誌のアンケートは、作家や作品だけでなく、それぞれの担当編集も明らかにして、真面目に仕事させる意見を募るべきだと思うようになる。
くだらない編集仕事につぶされていくマンガ家や作品を想起させられながら、毎号を胃を痛めて読むような思いが強くなってくようなら、作家性とサシで向き合える創作同人のほうが余計な気遣いをせずに済むだけナンボかマシということになっていきかねない。