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  • 岩瀬大輔「生命保険のカラクリ」
    • 保険加入の有無にかかわらず、医療費が何百万円になろうが、国の高額療養費制度によって自己負担額のひと月上限は原則10万円弱に抑えられる(差額ベッド代は別)。チョンガーなら死亡保障は関係ない。満期金やボーナス金は必要ない、掛け捨てでいい。保険による備えは、癌などの重病、事故等による高度障害の発生リスクをどれだけ見積もるかによる。医療費は、個人貯蓄からの支払いを基本に。
    • 通信費あたり削って都民共済はいっとくのが取りあえずのベターかな、と。
  • fellows! vol.11 A
    • 「白獅子の子供たち」。男子ギムナジウム物語新連載。まださほど期待していない。
    • 「たまりば」。何気に一番最初に読んでる作品。別れたくない別れ話。
    • 「ウワガキ」。こっちでも別れたくない別れ話。寮の2階のベランダから顔だけだして、1階の庭から全身オーラ発生のJKに「他の女性と/つき合うことに/決めました」と告げる男のいくじなさといったら。A面1位のマンガはこれで。
    • 「ノラ猫の恋」。地元の学生時代の関係をあたって網を張るヤクザのまめまめしさがリアル。
    • 「蝋燭姫」。スクワの性格が変わりすぎて、ちょっと戸惑う。
  • fellows! vol.11 B
    • ヒナまつり」。野中英次のところで修行してたのかな。手触りがそれっぽい。滑り出し良好。
    • ジゼル・アラン」。執事が主役の回。箸の上げ下げまで文句をつけないと気が済まないような躾をしてきた執事が、頼りなげさを残しながらも物事の芯の部分はしっかりと掴むまでに成長したジゼルからの“子ばなれ”を決める。
    • 「三鬼本家の食卓」。ホーム(になりたい)コメディ新連載。3人の不良息子を育てる小料理屋の美人未亡人に気弱サラリーマンが求婚して……。見かけの大人度が三男>次男>長男>未亡人>求婚サラリーマンと下がっていく逆親子関係が面白い。
    • 健全ロボ ダイミダラー」。おうおうおうとテンポに飲まれた。
    • 「兎の角」。ぱっつんジャージのポニテで掃除に臨む天沢さんが。何もおきてないようで味わい深い、佐藤卓哉コンテのような読後。B面の1位はこちらで。
    • 「玲瓏館健在なりや」。これまでで一番、面白かった。「味っ子」アニメ版を彷彿させる。出来るものなら、スーツ姿の綾乃の昇天ポーズ(「にぃ〜〜〜〜ん」)を繰り返し再生したい。
    • 「賛否ある分冊は今回でお休み、12号からは一冊に戻るそうです」って、賛否あったんだ。分冊しても値段はほぼ据置きだし、分冊したほうが1冊あたりの重量が軽くなるので読みやすかったのに。棚の面積を取るとか森薫が描いてるほうしか買わない不埒な客がいてもう片方が売れ残ったりとか、そういうので書店側が文句つけた?
  • 森薫乙嫁語り」2巻
    • あ、fellows!本誌のほうで、ヨーロッパからの研究者の兄ちゃんが美人未亡人とそのまま居つきそうなフラグが立ってて、「あれー、イギリスあたりのスパイで地理調査とかを兼ねてるんだとばかり思ってたのに」とちょっと落胆。
  • 八十八良「ウワガキ」1巻
    • ここまで細やかな話を描ける人だったんだなぁと、連載中から目ウロコが落ちまくってました。6月の最大プッシュ単行本。あとカバディの回、マジ面白かった。
  • 小田ひで次「平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!」2巻
    • Michao!連載分と他誌での発表分を収録。Michao!分は07年中ごろまでの分なので、あと2年分くらいは残ってるはず。3巻はやく。