コミティア102

  • 寒寒ーーって、あれ、やっぱり暑い? いつものように国際展示場駅からビッグサイトへ。東京湾の海風が、若干到着時間を短縮できたかもというくらい背中を押してくる。なのに、待機列が折り返すの西ホール裏の駐車場に着くと、風がぱたりとやみ、11月とは思えない日差しが照りつけて。到着から15分ほどで入場。
  • トラツグミ》で来年のカレンダー。月替わりのビキニアーマー娘さん。グレートソードにラウンドシールドといった定番の組み合わせもGOODだけど、11月分のポンチョ+クロスボウ+ロープな組み合わせも中々。
  • 《形而上的プラネタリウム》で6年つづいたアンドロメダシリーズ最終巻「星に願いを」。シリーズ13冊目。またイチから読み返したい。
  • いつもはほぼ素通りなゲーム島を、今回は最初に訪問。目当ては、《自転車操業》が出す3年半ぶりの新作ゲーム。既読テキストの読み返しが謎解きの大きなカギにつながる歴代の独自システムを一旦置いて、全くの新システムを採用した野心作ということで、今からPLAYが楽しみ。
  • 今回は少女マンガ島も積極的に開拓してみようとてくてく歩いていると、《DIDDYS》というサークルの見本ファイルに《Mogravity装置》の「私語」が純少女マンガ風リファインされたPOPを見かけ、思わず噴出す(http://araco.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/07/11/pop5_3.jpeg)。言葉でくどくど説明するよりずっといいよなぁ、こーいう紹介PRが出来るスキルは素直にうらやましい。
  • fellows!で何度か描いてるというサークルで、じゃあ家にバックナンバー全部あるんで読み返してみますというと、「fellows!読者なんて人、ティアで初めて会いました」と。いや、反対にティアこそfellows!狙い撃ちな読み手がごろごろしてると思います……。
  • なぜか、がぁさん、が《がぁ書房》という名前でサークル参加していた。一度、別れ別れになった幼なじみ同士のラブホ初エッチ本。思わぬベテランがいきなり出てきたりするから、ティアは面白い。
  • 存外楽しかったのが、ホールの外でやっていた海外マンガフェスタ(http://kaigaimangafesta.com/)。一通り廻り終え、トークイベントで一休みしようと向かうと、「闇の国々」の原作者・作画コンビが、浦沢直樹と対談をはじめてびっくり。すごい大物呼んでた。「闇の国々」は、半年前に買ったもの完全に積読状態で、最近でた2巻も何となく手を出していなかったのだけれど、やっぱり少しずつでも読んでおかないとあかんわと反省。対談で、ユーモアを感じてほしいという趣旨のことを言ってたし、大作なんだからと肩肘はらず、読んだほうがいいのだろーな。
  • 他の海外マンガの展示コーナーも欧米アジア各国からわんさかと原本が並んで、しかも原作者のサイン会をそこかしこでやられており、ホール内に負けず劣らず活気があった。またティアとの併催で是非、やってほしい。DARGAUDというフランスのコミック出版社から出ている、田中達之っぽい「S.A.M.(http://www.dargaud.com/s-a-m)」という本が気に入ったので、どっかで何とか手に入れたい。フランス語で注文ってどうすんの?
  • あと、MARVELブースのサイン会コーナーの前に居たコスプレ(日本製ゲームの何かのキャラ)のパッキンおねーさんたちから、流暢なネイティブ日本語で「サイン会やってまーす」と案内されて驚いた。
  • 今週末にヨネザワ図書館で、翻訳海外マンガの識者投票賞「ガイマン賞2012」のイベントがあるというので、それを聞きにいって海外マンガ熱を高めてみるという手もあるかも。
  • 購入総額は3万3,600円。このくらいが丁度いい。
  • 良かった新規開拓サークルは《ポ!》《R-PANDA》《オカルト検証会》《Science Fxxk》《エクラベ》《泥舟海運》《さがらや おけさ支店》《ハイパーケトルイエスタデイ》《TUNEBiT》《フェノメノーム》《地方都市》あたり。《TUNEBiT》の「妄想電天街へようこそ」の絵の書き込み具合が何か好き。今回の分こそ購入記録だけじゃなくて感想も加えたい……。
  • 「Q」とか「ゴティック」もいいけど「ねらわれた学園」もね! どれもまだ観てないけど!