大手小町:児童ポルノ視察で来日したエセルさん

 http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20050311sw31.htm

数年ぶりの日本。東京・秋葉原周辺を案内されて驚いた。「幼児ポルノ漫画を扱う書店がこんなに多いなんて。内容はグロテスクで見るに堪えない。イギリスならすぐ逮捕です」
英国出身の臨床心理学者で、アイルランド・コーク大教授のエセル・クエールさん(52)。児童ポルノに関するシンポジウムで来日、欧州連合(EU)の対策を報告した。規制が厳しい欧州では、漫画など印刷物やビデオを売る店は街角から消えた。だが、インターネットのわいせつ画像には日本同様、頭を悩ませる。
EUの支援で進めるCOPINE(コーピン=「欧州における小児性愛者情報ネットワークとの闘い」の意)プロジェクトでは、子どもに対する性犯罪の受刑者に面接調査も実施。各国の関係機関から今、最も注目されている。
「性犯罪者の4割は、子どもの写真やアニメを収集していたという調査もある。こういう人々がネットで情報を交換し、性犯罪に走る現実をもっと知ってほしい」
スーダンや旧ユーゴなど紛争地で、保護者を失った子どもの心の問題に長年取り組んできた。性産業や人身売買の犠牲になる子どもの問題を訴え、国際刑事警察機構を動かしたこともある。
日本では、児童ポルノの販売を禁じる法律が1999年に施行されたが、漫画やアニメは対象外。「アニメは日本が世界に誇る文化。アニメ大国の責任として、幼児ポルノを格別厳しく取り締まってほしい」

 さすが、ミーガン法を施行して、児童ポルノがばれると自殺せざるえないようなお国柄というか。アニメ大国への要求というなら、アニメ表現の自由を断固として守って欲しい、とでも言ってほしいところだ。

 ところで、欧米産のアニメやマンガでロリコンものというのは、もう完全になくなってしまったのだろうか。というか、昔はあったのか。日本よりは需要がなさそうだが。韓国産も儒教の国だからエロはなさそうだ。日本で韓国のマンガ家にエロを描かせるというのはどうだろう。言わば、日本でエロマンガ→韓国で一般マンガ、を描いてる村正みかどのケースを反転させるわけだ。村正氏の所属する武礼堂 - Muyedang -で韓国との仲介をして、あとコミック阿吽あたりの編集をだまくらかして(笑)、やってくれたりするとかなり面白そう。阿吽としても「シャイニング娘。」一本でもってる現状を打開できるんじゃないのか。