快楽天 5月号

 今月号は鳴子ハナハルが載ってたので買う号。しかも、小梅けいとも久々にカラーで登場。他のマンガも及第点以上のエロをつけられた。いつのまにか370円と微妙に値上がりしてたりはするが、今月号は充実してた。

 鳴子ハナハルはやはり巨乳がよろしい。前号の妄想シチュエーションレズっ子2人は、プレイのない乳のおおきな眼鏡のほうが好みだったので、欲求不満が(文字通り)残ったが、今月号4Pカラー「ふたり」の、朴訥な金髪田舎娘の巨乳っぷりで相殺。おそらく、鳴子が商業誌でこれまで描いたキャラクターのなかで一番の巨乳。休止中の連載に出てきた大学研究員を超えていると思われる。
 今号はその金髪巨乳で表紙も担当していて、快楽天の題字がほとんど見えないほどの巨乳っぷりに、表紙買いも多くなることを予想。巻末の1ページカラーもとんでもなくエロい。巨乳万歳。

 小梅けいと8Pカラー「花粉症(←症をバッテンで消して)少女注意報!」。花粉少女(スギとヒノキ)たちで街中が乱交状態のお話。4〜5ページ見開きの路上乱交や車内乱交がよくぞ描いたという人数。これをカラーでやるって、やはり並みの力量じゃない。今月号では鳴子と同率1位に押す。

 道満晴明「春眠」。眠れない少年と眠ってばかりの少女の話。電波じゃない男女の話も描けるんだな、と。この作者にしてこの読後感のさわやかさ(笑)。
 島本晴海「はれ☆ゆき」。眼鏡の妹はどうでもいいが、岩鬼ばりに葉っぱを加えた姉が可愛い。快楽天でもラブコメってありなんだな。
 上連雀三平「やまとなでシコ」。“略していやシコ”。もう上連雀だから許される領域。快楽天でもスポーツ青春モノってありなんだな。


 今月号は巻末に、4/11発売の村田蓮爾責任編集「robot 2」の告知。しかし「1」がそれほど売れたとか、買って満足といった評判をあまり聞いたことがない。店頭でも、少なくとも23区内のオタ御用達書店では、発売後の平積みの消化具合が、あまりよろしくなさそうな印象を受けた。今日立ち寄ったまんがの森高田馬場店では、各執筆者のサイン入り「1」がまだ並んでたが、サイン会のときの残りというよりは、後になって「売れ残ったからサイン書いて〜」って感じじゃないのか。全員分のサインが入った「1」ならともかく、執筆者のうち1人分のサインしか入ってないのが、10数種類分くらいあった。
 まぁ、高田馬場まん森はもともとサイン本の品揃えが尋常じゃないので、10数種のサイン入り「1」が平積みで並んでてもあまり目立たない=力の入れ具合が微妙な感じに受け取られる、というのはあるかもしれないが。