バリっぽいところに行ってきた。
バリではないの、バリでは。バリっぽいところ。ところで、バリツっぽいのは、柔術らしいよ?
……正確に言うと、都内の神社の境内で、ガムラン+踊りを観てきた。ガムランというと、オネアミスかネオランガくらいの頭だけれど、踊ってたのは日本人だけだったけど、ナマで見るとやはり違う。
「ジャンゲール2007」。基礎っぽい感じ。ピアノでいうとツェルニーくらいの。こう、顔を立てたまま、首だけを使って左右に振るやつね、あれ。
「バリス・トゥンガル」。男性一人の激しい踊り。固太りっぽい体躯は固定で、手足の躍動で感情を表す。足運びが独特。
「レゴン・ジョボグ」。こちらの二人組みの女性の踊りで、初めて、踊り手どうしの絡みが見れたので、動画でも紹介。
ラーマヤーナに題材をとった猿の兄弟の諍い *1 *2を表しているとのこと。
「トペン・ニッコー」。4人組みで踊ったうちの一人。V・フォーヴェンデッダの主人公。あるいはオール阪神。
真横から。例の、バリの精霊の迫力ある仮面をかぶった人が、なまはげ的に踊る。観客を意識した踊りは、この踊りが初めて。
ガムラン隊の人たち。やっぱ花形は鳴り物。
「タルナ・ジャヤ」。ぶれてるが、トリ近くで出てきただけあって、迫力があった。バリの舞踊は、「逆間接」と「ひねり」の舞踊だと思う。
ラストの「ルジャン・デワ」は、境内の石畳いっぱいに列なして踊る様子を動画で。
飛び入り参加で列に加わってた人の、ライトで透けた浴衣の振袖部分が、健康的なエロスでようございました、と。