2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ドナウよ、静かに流れよ」(大崎善生)文春文庫

ムカムカしながら、読み終えた。 日本から遠く離れたウィーンのドナウ川で心中した、ルーマニアハーフの19歳の留学生少女と、自称指揮者の33歳男性。新聞の片隅に見つけたその記事に、強烈な興味をひかれた筆者は、以前いた将棋業界の縁もあって、事件を追う…

シリアナ(監督・脚本:スティーブン・ギャガン)

DVDになってたのを見つけたので、メイキング付き特別版を秋葉原・ヒロセDVDBANKで15%OFFで。 上映時の感想はこちら(http://d.hatena.ne.jp/bullet/20060307#p1)。 やはり、2度以上観る必要のある映画。前知識なしでも一度、ざっと観てから人物関係、各人…

共謀罪反対 THE INCIDENTS (Alternative Version): 『アクセス・ジャーナル』の挑戦

http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2006/07/post_bba9.html ───現在、有料読者は何人ぐらいいますか。山岡氏 500人強ぐらいです。───それは、多いですか、少ないですか。山岡氏 順調に増えていると思います。というのも、一気に500人が集ま…

今日は、「だらよ」を心行くまでやってますんで。 ……だってネタバレするなって言うし、暑さと眠気でもうろうとした頭じゃゲーム内容の何書くかわかんないしね。

週刊文春8/3号――「昭和天皇メモ」の衝撃 日本遺族会が「A級戦犯分祀」を提言する!(上杉隆)

先週木曜朝刊の日経スクープから1週間。 マスコミや政治家やアジア諸国や靖国関連の論客やネットで、膨大な意見が一度にあふれ、その何百分の1くらいしかまだフォローできてないとは思うが、なぜか、知りたいのに表に出てこず、うまく見つけられなかったのが…

コミックヴァルキリー 創刊号

"戦うヒロイン"オンリーマガジン、とは名目上。 実態は、マニア系作家を集めて、「触手」「拘束」「服裂き」で3題話をやらせてみた、言わば、"大喜利コミック"。 ケツをぺんぺんやら、スライムぐろんちょやら、四肢引っ張りやら、おっぱい絞りやら、猥語攻め…

内幸町「魚河岸酒場 ザ・築地」

煮魚定食(880円)。都営地下鉄内幸町駅出入り口すぐのビル地下街にある場違いなカウンター式飲み屋風の。この日の煮付けは金目鯛。ほどよい薄味の煮汁に身の崩れてない鯛の白身で食が進む。ほかに、レンコン・人参・ごぼうの煮付け、ポテトサラダ、中落ち、…

御茶ノ水「鮨 とちぎや」

海鮮丼(980円)。ウニや青魚や赤みや軟体類やら何やらいろいろ。ネタがかなり新鮮。ご飯の量は少なめ。腹がくちくならなければ、握りを追加するも良し。魚のアラのダシがよく出た白味噌の汁もうまい。カウンターの立ち食いのみ。がっと食え。※場所

秋葉原「太陽の里」

中トロ+赤身丼(980円)。四角い寿司桶に軽く盛られた飯の上に、中トロ4切れ、赤身4切れ、キュウリ、大根の千切り、それに何故かワカメ。券売機で買わせて、水はセルフサービス、桶をカウンターで受け取らせ返却もさせる。コストカッターを徹底してる割には…

秋葉原「まぐろ亭」

中トロ丼(1,000円)。丼の周囲からぐるりと身の半分を垂れ下がらせてる薄ピンクの中トロが売り。カウンターの上のヅケを小皿にとってワサビを溶かして丼の上から。そこそこ上手い。酢飯でないご飯が標準米かというレベル。腹を減らしてからきたらもっとうま…

秋葉原「さか井」

三色錦丼(850円)。三色が均等に入ってくるわけではなく、真ん中にウニがちょびっと、ご飯の上を二分するのは細切りのイカと薄赤いマグロ。10時方向から12時方向にかけてイクラが申し訳程度にぱらぱら。何かに漬けてあるイカがあまりうまくない。付け合せの…

「ベイグラントストーリー アルティマニア」(スタジオベントスタッフ)スクウェア・エニックス

数ヵ月後にPS2の発売を控えた2000年初頭、PSの性能を限界まで使い切ったゲームとして発売。そして、自分が買ったPSのゲーム(中古、ベストを除く)の最終タイトル。 廉価版発売の情報を見つけて、このゲームをやりこむ時間が、これからの人生でまた巡ってく…

イスラエル+アメリカ ⇔ レバノン+イランにおけるMISSILE RANGE関連clip

田中宇の国際ニュース解説――大戦争になる中東 http://tanakanews.com/g0723war.htm しかもヒズボラは、イスラエル側が予測していなかった長い飛距離の新型ミサイルを持っていることが分かった。ミサイルは、イランからシリア経由で供給されているとイスラエ…

THE MUSIC HUMANIZED IS HERE(UNCHAIN)osmosisレーベル

珍しく最近の国内アーティストを発掘。"He is Waiting""Show Me Your Height""Say The Words""myself""THE SONG RING OUT""Confront the world"の6曲にボーナスTRACKで"inspire of life"を収録。ぜんぶ英語歌詞。肩の力の抜けたボーカルの声質がよし。"He is…

忘れた頃に届く会報といえばライアーの十八番。21号到着。次回作の原画がカギリミノイド(http://www5.plala.or.jp/ahara69/)の人で驚愕。ティアで必ず拠るサークルの一つであったよ。ボンフリからセレナリアまで3作連続で買ってないので(紙風船で未開封サ…

蟻の兵隊(監督:池谷薫)

渋谷シアター・イメージフォーラムで18:40の回。 開場を待っていると、地下にある映場に続く急な階段を、前の回の観客がのぼってくる。ビニール傘を杖の代わりにしながら、ふぅふぅ言って上ってくるお年寄りの人が多数。それでも、この映画に出てくる出演者…

「サルタン防衛隊」(高寺彰彦、原作:大友克洋・高千穂遥)KCDX

"DOG☆AFTERNOON 前・後編""髏璃威堕*1 参上!""サルタン防衛隊"の3本を収録。 大友原作の"DOG☆AFTERNOON"がいい。高千穂原作の他の2本は、ドンパチのシーン(それが9割なんだけど)の波が平坦でイマイチ。一度読めば十分。 "DOG〜"で、高倉健と三島由紀夫を…

思わぬ人物に先を越された。

ファングの感想を書くにあたってネットを探っていて、「まんがジャパンダ」という名前にぐらっと記憶を揺さぶられる。あー、そんな雑誌あったぁねぇ。毎号を思い切り楽しみに買ってた、ということを脳内で反芻しながら。バックナンバーそろえたい。11年前に…

少年ファング 創刊号

シリウス、REX、ブラッド、アライブと続いた最近1年間の月刊誌創刊ラッシュ。そこからはちょっと別の流れになる。仮想ライバル誌と目されるのはコロコロ、ボンボン、ブンブン。後述するがブラッドも若干、こちらの路線とは交錯する。 児童向けマンガといえば…

Magical Super Asia / CLAYレーベル

アフタヌーンで'91か'92頃から連載していた「MAGICAL SUPER ASIA 深く美しきアジア」(鄭問)の世界観や、初代PSの遅れてきた大作「クーロンズゲート」、サターンの怪作「バロック」からインスパイアされた複数のアーティストがオムニバスに参加した"架空都…

再販14Tシャツ……3,990円×Mサイズ2枚(白、赤)=7,980円

旧版で数字の下にあった「GO TO」のアルファベットは削除。肩にあったワンポイントは背面の腰のあたりにデザインを変えて移動。3年前より1,000円以上値上ってるのだなぁ。そのあたり素人なのでよく分からないが、5回、6回と刷りを重ねるので、良い色合いを出…

時をかける少女(監督:細田守)

テアトル新宿で19:10の回。「人狼」を観て以来なので、ここは6年ぶり。午前中、京橋・フィルムセンターの「不思議惑星 キン・ザ・ザ」を上映に10分遅れで入場を断られ、2時間経ってインドカレー屋で先に入っていた友人から聞いた作品説明も要領を得ず、フラ…

何に? 誰に?

一昨年くらいに80を越えてたはずだし、いよいよ爺さんからシベリアの抑留3年間のことをテープに録らせてもらっておく必要があるかもしれない、などとつらつら考えながら、コイズミの提灯や高山復帰戦*1に向かう人ごみを撮りつつ、パチリ。よしりんやクボヅカ…

気になってるマンガの感想を羅列させてもらうよ。

紙屋研究所の案内図――花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/boysontherun.html 『宮本から君へ』は、労働という日常、そして恋愛さえもが妄想や欲望を許さないリアルへと傾斜しているのだ。中野がレイプされてしまうシーン…

ザ・ベスト・オブ・インストゥルメンタル・ミュージック・オブ HOSONO HARUOMI “CALM”(細野晴臣)テイチクエンタテインメント

熱帯夜にけぶる日は、これに限る。今日は、不知火に呼ばれて入水したくなる「プリオシン海岸」をENDLESSで。 THE BEST INSTRUMENTAL MUSIC OF HARUOMI HOSONO "CALM"アーティスト: 細野晴臣出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント発売日: 1988/09/21メ…

きっと、イカれる。

ブラウザとテキストエディタを立ち上げてるだけで、GPUが70℃に達する暑さ。ケースの横に貼り付けたアイスノンを30分で常温に溶かす。でも、意地でエアコンは作動させない。日中、外に干しておかなくても窓際に3つに畳んで置いておくだけで見事に布団がふっく…

ファビュラス・バーカー・ボーイズ夏合宿!at LOFTPLUSONE

19:00開演。 ポンチな映画をみんなで観ようの集まり。出演は町山智浩+柳下毅一郎=ファビュラスPB、中野貴雄(映画監督)、高橋ヨシキ(デザイナー)、枡野浩一(歌人)、薫桜子(女優)。柳下PBは、芥川とれるかなの中原昌也と発表寸前までいっしょだったた…

コミックビーム 8月号

表紙・新連載・巻頭カラー「イムリ」(三宅乱丈) 善良っぽくて正義感が強そうでちょっとナゾめいた背景をもった主人公や“基本彩輪”“混迷彩輪”といった語感に、眉村卓の「不定期エスパー」の臭いを、2つの惑星が一方を支配して争う世界にルグヴィンの「所有…

新橋の第一ホテル東京のロビーラウンジの喫茶店。アキバのメイド喫茶をハシゴした時にも見なかったレベルのウェイトレスさん達がぞろぞろ。臍の上あたりまで引き上げてきびっと締め上げた深い焦げ茶のスカートで、淡いブルーの薄手のデニム地のシャツの組み…

「出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者『嫌われ者の記』」(塩山芳明、南陀楼綾繁編)ちくま文庫

漫画屋HPで10日に並ぶとの告知も、見つからず、本日、最寄り駅南口の零細書店で購入。いっしょに久田編集長「選択」栄転サヨナラで最終号のハードコアナックルズを。編集後記Pに自民衆院議員記事で謝罪広告。どうせ廃刊、謝罪モノの記事満載だといいが。真っ先に…