映画・TV

機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者(監督:富野由悠季)

19:10、池袋着。 妙に急いでいるプラダのバッグを抱えたスリムジーンズの女性の後からエレベーターに乗り、8階で降りて、シネ・リーブル池袋へ。 19:30の回はすでに満席。残り20席だった21:15の回を予約して、西口から東口をぶらりと回る。今日は映画の日…

ミリオンダラー・ベイビー(クリント・イーストウッド監督)

ボクシングが好きでボクシング映画も好き、町山氏の事前評でラストのオチが米国で物議をかもしたらしい、ということで初日上映を、「黒神」サイン会と眼鏡学園の合間に、新宿松竹会館で。 途中までは面白かった。とても大味な試合展開で、スキルに見るものは…

「コンスタンティン」(フランシス・ローレンス監督)

池袋サンシャインの18:15の回が最前列以外満席だったため、すぐに駅へ引き返し、新宿へ移動。紀伊国屋裏の新宿松竹会館の19:00の回へすべり込んだところビンゴ。400席あまりが8割ほど埋まるなか、ゆうゆうと鑑賞。 もっとスタイリッシュな「裸のランチ」の…

香港国際警察 NEW POLICE STORY(監督:ベニー・チャン)

実はジャッキー映画を「映画館で」一度も観たことがない。だから石丸の吹き替えでないジャッキーの演技してる生声を聞くのも初めてということになる。 さておき、山手線沿線で唯一上映してた有楽町スバル座へ。新宿や渋谷や池袋では上映館がないという微妙な…

「新日曜美術館 オタクビエンナーレ」〜「NHKスペシャル インド洋津波」

http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0227.html#05 まあ、わざわざ恵比寿に行かなくても、そこからJRで190円も出せば、リアルビエンナーレの溢れる秋葉原があるわけだが、まあそれは置いといて。 建築研究科の森川氏の語るいかにも学者的な萌え定義が、散漫…

ドキュメンタリー「秋葉原萌え物語(仮)」

木曜の「アニメ会」ライブでもらったチラシで、日本テレワークというテレビ制作会社がフジのドキュメンタリー枠に企画書の提出を考えているという、「秋葉原萌え物語(仮)」(60分)という番組の出演者を募集しているというのものがあった。テレワークが手…

「ESPIO: (仮説)“ラスト・サムライ”という対日工作」

http://espio.air-nifty.com/espio/2005/01/post_4.html <『ラスト・サムライ』は日米同盟を強化し、我が国を対イラク戦争に一層コミットさせることを企図する、極めて洗練された対日宣伝工作映画ではないか>―少なくとも一旦そう疑ってみるだけの価値はあ…

新撰組!総集編

近藤が斬首されそうと知らされた土方たちの集まりで、やっと初めて(?)捨助が登場。直接行動では近藤を助けるのは無理と言う土方らをなじって飛び出していく捨助。 「捨助さんがなぜこの場にいたかは、とても一言では語りつくせません」(by沢口靖子) そ…

聖夜にピッタリしたいナイト

「エイリアンvsブレデター」もまぁ別にいいかという感じで、今年はもう見たい映画は特にないかなと思っていたのだ*1けど(どうせ年末進行でそんな暇や気持ちの余裕もすぼまり気味だし)、石猿日記(12/16)で推薦されてる「ふたりにクギづけ」は、ちょっと…

「NHKに言いたい」

40、50歳代に見える、ネクタイをしたホワイトカラー男性職が、しかも95%=眼鏡が、ずらっと並んで苦情電話を受け付けている図は、ある意味壮観だった。畠山アナウンサーが「納得しないぞ」って、苦情FAXの若者言葉をそのまま言い切り口調で紹介していた…

「岩窟王」 7幕・秘蜜の花園

遅ればせながら、録り溜めてた分を消化。 とりあえず、後妻のエロイーズがエローい。つーか、ストーリーを追うのが楽しくてしょうがない。秋新番で一番の作品。このストーリーの面白さが、原作の「モンテクリスト伯」によるところが大きいのなら、やっぱ名作…

BSドキュメンタリー アジアに生きる子どもたち −少女 潘琴の夢〜中国・出稼ぎ労働者の子どもたち−

11月頭に衛星で放送した番組。昨日の深夜、総合チャンネルで再放送してたのをたまたま見た。 勉強ができるのに、家にお金がなくて進学したいけどできない。日本円にして月3,000円のお金が、だ。 なんというか、すごい分かりやすい主題。国内外の子供にかかわ…

スカイキャプテン(ケリー・コンラン監督)

「レトロフューチャー」というらしい。ぼやけた映像、ぜんまいで動いてそうなロボットの大群が空を飛ぶ。水冷エンジンのカーチスがプロペラを収納し、海中を進む。空中空母は、どうやって地面に着陸するのかね? とても分かりやすいガジェットの数々。一つ一…

没後100年、ベルヌ大賞選定へ 仏の団体 ネット投票呼び掛け

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news048.html 後世の科学やSF文学の発展を促したベルヌの功績をあらためて全世界の人々に認識してもらう目的。投票を基に最優秀作品が選ばれ、来年四月六―十一日にパリで開かれるジュール・ベルヌ映画…

オールド・ボーイ(パク・チャヌク監督)

最初に断っておきたいんだが、カンヌグランプリ受賞とか、その審査委員長だったタランティーノ絶賛とか、あの土屋ガロン(=狩撫麻礼)原作マンガがモチーフとか(どうもオチがダイブン異なるらしい)、そんな諸々が公開初日の今日に見に行かせた理由じゃな…

新撰組!「竜馬暗殺」

案外あっさり逝ったなぁ、江口竜馬。結局、いまのところの歴史資料で一番有力視されてる見廻組の佐々木が首謀者になったし、三谷脚本にしては意外性がいまいち。 佐々木がなんで、薩摩の密告を信じたのかも、よく分からない。捨助の次の就職先は、伊藤一派か…

NHK土曜スタジオパークに三谷幸喜出演

「新撰組!」脚本の三谷幸喜氏が出演。 「キルビル」のテーマでPV。テロップの付け方が下手くそだなあ。 三谷氏、近藤と竜馬の風呂での決別宣言シーンに、「裸の付き合いですね」。一部ファン層のことを知ってるなあ。 竜馬暗殺の諸説を紹介。長崎グラバー…

HELL BOY(ギレルモ・デル・トロ監督)

最近、まんがの森でよく見かける、安倍良俊とトライガンの作者が参加か推薦をしているアメコミが原作らしい映画。初めての渋谷シネフロントで、金曜日に観る。予備知識まったくなし。たまたま渋谷まで出る目的があったのと、1,000円デーだったからで、映画が…

新撰組!「ある隊士の切腹」

また、全体を通して切腹の話。しかし、山南の回ほどとはいかないまでも、なかなかの出来。今後数年、新撰組といえば切腹、というくらいの流れをつくるつもりなのか、三谷氏。 武田が徹底的に小物の悪役の扱い。本を返して50両を用意するという話は、次の買い…

「愛情一本!」

谷亮子、メダルぶら下げて登場だよ……。上着が親父が着るシャツだ。 谷「柔道は受身が基本ですよ」 中村雅俊「(オリンピックで)受身してなかったねぇ」 谷「あ、勝っちゃいましたから」 両者「(笑)」 笑顔がカワイイね!

「LOVERS」(チャン・イーモウ監督)

タイトル通りだなんて、ラブストーリーが主軸だなんて、思ってなかったよ! 全体を通した面白さはまま堪能できたものの、幻想的に過ぎる、武戦でなく舞踏を見せられた「HERO」の不完全燃焼分を補うべく、上映場所も同じ新宿ミラノ座へ。雨の割りに、それなり…

新撰組!の意外な伏線

はてなダイアリー - スーパーキャッチ作戦開始http://d.hatena.ne.jp/Khazar/20040815#p2より、先々週の「山南脱走」の回について、 捨助が桂小五郎の使いっぱしりになるというのはなんか変なかんじがしていたのだけれど、捨助が「天狗」と呼ばれているとこ…

「華氏911」感想その1

今日(8月23日)付けの東京新聞朝刊で、ドキュメンタリー映画作家の森達也が、華氏911を「凡庸以下」と評。ブッシュは確かに馬鹿だけど、ブッシュ=悪の図式に偏り過ぎて、メタファーが足りない、ということらしい。自分なら、ブッシュの内面の葛藤も…

新撰組!「友の死」

泣いた。 6月に鴨が死に、7月に池田屋事件、ときていたので、8月中で山南の決着をつけるんだろうなぁ……と漠然とは思っていたが、冒頭に宗司が山南に追いついたところから、放送のまるまる全部を、切腹の日の各隊士に密着する形でくるとは思わなかった。土…

「華氏911」マイケル・ムーア監督

上に書いて思い出したけど、映画本編の感想とは別に。13日深夜から恵比寿ガーデンプレイスで先行レイトショーがあったんで行ってきたんだが、25:30頃についたら、26:00、26:25の回は両方とも満席! 恵比寿は2回目の利用だったけれども、割…